2009/6/11 木曜日

Office Live Workspace の共有機能は使えるか?

この記事は、次の3つの記事の続きです。

5月8日 『将来性あり?−−−OfficeLiveWorkspaceを試してみました』
5月14日 『OfficeLiveWorkspaceはGoogleDocsを超えることができるか?』
5月25日 『OfficeLiveWorkspaceのドキュメント管理機能』

Office Live Workspaceの諸機能をチェックしています。筆者の予想では、ここが次期MicrosoftOffice2010のWebアプリケーション提供サイトになるとみています。はたして、GoogleDocsを超える支持を得ることができるでしょうか。今回は、ドキュメントやワークスペースの共有機能を取り上げます。

※ 前回の記事でひとつ訂正があります。
ドキュメントを別のワークスペースに移動できない(=コピーしてから削除する必要がある)と書いたのですが、ドキュメントの一覧を表示して、左側のナビゲーションバーにドラグすることで別のワークスペースに移動することができました(ただし、下位のフォルダに移動することはできません)。この点が間違っていましたので、お詫びして訂正します。

(1)Office Live Workspaceには、3種類の共有機能がある

前回は、「ドキュメント管理」機能を取り上げました。筆者の印象としては、その部分はGoogleドキュメントよりも分かりやすく使いやすいという気がしました。それに比べると、今回取り上げる「ドキュメント共有」に関する機能は、だいぶ分かりにくいという印象をうけます。だんだんと整理されていくのでしょうが、どこまで分かりやすくできるのか、気になるところです。少し長くなりますが、最初にこの部分を説明しておきましょう。

分かりにくい原因のひとつは、共有に関する機能が3種類あり、そして、そのことがすぐにはわからないということです。ユーザーの要求に応える機能がどこにあるのか、という全体像が見えないことです。

画面01がドキュメントを選択して「共有」メニューをクリックした様子です。「ドキュメントの共有」と「画面の共有」の2つのコマンドが表示されます。
画面02は、別のドキュメントを選択して「共有」をクリックした様子です。こちらには「ワークスペースの共有」と「画面の共有」の2つのコマンドが表示されています。

画面01
ph01.png「ドキュメント」ワークスペースのファイルを選択しているときは、「共有」をクリックすると、このコマンドが表示される。

画面02
ph02.pngユーザーが作成したワークスペースのファイルを選択しているときは、こちらのコマンドが表示される。この場合は「ドキュメントの共有」は選択できない。


上記の「画面の共有」機能については後述します。もう一方の、「ドキュメントの共有」と「ワークスペースの共有」のコマンドですが、状況に応じてどちらか一方だけが利用できます。全部で3種類の共有機能があるのですが、「共有」メニューから「ドキュメントの共有」と「ワークスペースの共有」を自由に選択できるようにはなっていないのです。

では、どのようになっているのか・・・・・・というと、
初期設定で用意されている「ドキュメント」ワークスペースに保存してあるファイルは、ドキュメント単位で共有を設定できます。この場合は、フォルダ単位やワークスペース単位での共有はできません。
そして、ユーザーが追加で作成したワークスペースは、ワークスペース単位での共有が可能です。この場合は、それしかできません。フォルダ単位やドキュメント単位では共有の設定はできないのです。

つまり、ドキュメント単位で共有を設定したいときは、そのドキュメントは必ず「ドキュメント」ワークスペースに保存する必要があります。また、フォルダ単位で共有を設定したいときは、そのフォルダをワークスペースとして作成する必要があるということです。

もうすこし別な言い方をすると、
ユーザーが新規作成する「ワークスペース」は、共有機能を設定するための特別なフォルダである
・・・・・・と考えることができます。

前回、ドキュメント管理機能のためのチェックをしているときに、ワークスペースとフォルダの位置づけに、なんとなく違和感を感じました。「フォルダの機能があるのにさらにその上位にワークスペース機能が必要だろうか」ということです。これで、その理由がわかります。「ワークスペース」というのは、共有を設定するための「フォルダ」なのです。
そして、その共有設定用のフォルダは、必ず最上位(ルート)におく必要があるということです(下位においたフォルダには共有を設定することはできない)。そのためワークスペースという特別の名前を用いたものと思われます。

(2)ドキュメントの共有機能をGoogleDocsと比較する

繰り返しになりますが、Office Live Workspaceのドキュメント共有機能は、まだこなれていません。機能が分かりにくいということが第一ですが、それを除いても、ユーザーの希望どおりの共有処理ができない可能性があります。たとえば、使いかたによっては、下位においたフォルダにも自由に共有を設定したいと感じるでしょう。また、ワークスペースが共有にしてあっても、その中の一部のドキュメントだけを、さらに別の誰かと共有したいということもあるでしょう。

近い将来、このような要求にも応えることができるようになるのかもしれません。しかし、こんどは、そのときになって「ワークスペース」という「共有のためのフォルダ」を設定したことが混乱を招くのではないかと心配になります。

ドキュメント共有の部分をGoogleDocsと比較すると、次のようになります。

比較表
ph03.png


この表では、ワークスペースを最上位のフォルダと考えて「フォルダ単位の共有」項目を評価しています。GoogleDocsの欄に「2009/05 現在」と注記してあるのは、GoogleDocsでフォルダの共有を設定しようとすると、画面04が表示されるからです。この文面からは、まもなくフォルダの共有を設定できるようになるということが読み取れます。そして、下位のフォルダにも自由に共有機能を設定できるようになるのかもしれません。

画面04
ph04.pngGoogleDocsでフォルダを選択して「共有」コマンドを選ぶと、このメッセージが表示される。近い将来、フォルダの共有機能が装備されるものと思われる。


どうやら、ドキュメントの共有機能が、Webアプリケーションの優劣を決める大きな鍵になりそうです。

(次ページに続く)

2009/5/25 月曜日

OfficeLiveWorkspaceのドキュメント管理機能

この記事は、5月8日と5月14日の2つの記事の続きです。
● 将来性あり?−−−OfficeLiveWorkspaceを試してみました
● OfficeLiveWorkspaceはGoogleDocsを超えることができるか?

今回は、ドキュメント管理機能とテンプレートを取り上げます。これまでのレポートに書いたように、OfficeLiveWorkspaceは、オンラインストレージとしては申し分ありません。もしも筆者の予想どおりに、ここが次期MicrosoftOffice2010のWebアプリケーション提供サイトになれば、GoogleDocsを超える支持を得るものと予想しています。まだ未完成な部分も多く、これから機能の追加や変更が行われる可能性が大きいのですが、現時点での使い勝手をレポートします。
なお、ドキュメント共有の部分も取り上げる予定だったのですが、思った以上に長くなったので、次回に取り上げます。

(1)ドキュメント管理の概要

OfficeLiveWorkspaceに接続すると、画面01のマイワークスペース画面が表示されます。この画面は、左側と右側に分かれています。左側で選んだワークスペースの内容が、右側に一覧表示されます。一覧からドキュメント名をクリックすれば、ドキュメントの内容が画面に表示されます。

画面01 マイワークスペース
ph090501.png
OfficeLiveWorkspaceにサインインすると、この「マイワークスペース」画面が表示される。ここでは、初期設定の「ドキュメント」以外に「ワークスペース1」「ワークスペース2」の2つのワークスペースを作成してある。

ドキュメントはフォルダで管理することができます。フォルダの中にさらにフォルダを作成することも可能です。そのため、右側の一覧表示の上部に、現在選択中しているワークスペースやフォルダがどの位置にあるかを階層を追ってパス表示する(いわゆる「パンくずリスト」)ようになっています。

画面02 パンくずリスト
ph090502.png
これは「マイワークスペース」→「ワークスペース2」→「フォルダ1」→「下位のフォルダ1」とたどってドキュメントの一覧を表示している様子だ。

左側のペインでは、ワークスペースを選択します(画面01参照)。初期状態で表示されるワークスペースは「ドキュメント」だけですが、すぐ下にある「新規ワークスペース」をクリックすると、新しいワークスペースを追加することができます(実際の手順は次節で取り上げます)。
作成したそれぞれのワークスペースごとに、共通のテーマのドキュメントをまとめて収納しておくことができるわけです。また、ワークスペース単位で共有を設定することもできますから、利用価値は高いといえます。さらに、新規作成したワークスペースにもフォルダを作成でき、ドキュメントを柔軟に管理することが可能です。

**(削除箇所)**
残念なのは、ワークスペース間でドキュメントやフォルダを簡単に移動できないことです。「コピー」と「貼り付け」の機能はありますから、コピー&ペーストしてから元のファイルを削除することによって、移動と同じ処理は可能ですが、機能の改善が望まれます。(2009/6/7 訂正:アイテムの移動は、左側のナビゲーションバーにドラッグすることによって可能でした。お詫びしてこの段落を削除します。)
**ここまで**

左側のペインには、「マイワークスペース」のほかに、「共有」と「削除済みアイテム」の2つのグループがあります。「共有」グループには、他のメンバーと共有しているドキュメントやワークスペースが表示されます。共有については、次回解説します。
また、削除したドキュメントは、「削除済みアイテム」として30日間保管され、復活することができるようになっています。

(2)ドキュメント管理をGoogleDocsと比較すると……

参考のためにGoogleDocsのドキュメント管理がどのようになっているかを比較してみましょう。画面03がGoogleDocsのドキュメント管理画面です。一見したところ、OfficeLiveWorkspaceとよく似た画面構成になっています。

画面03 GoogleDocsのドキュメント管理画面
ph090503.png
OfficeLiveWorkspaceとよく似た構成の画面だが、ドキュメント管理の考え方で基本的な違いがある。

左側のペインには、「すべてのアイテム」「すべてのフォルダ」「種類別」「共有者別」というグループが並んでいます。このように見た目は似ていますが、大きな違いがあります。GoogleDocsに特徴的なのは、一つ一つのアイテムが、このグループのそれぞれに所属していることです。ですから、たとえば「すべてのアイテム」を選ぶと、あらゆるフォルダに所属しているドキュメントが一覧で表示されます。

これを簡単に言えば、GoogleDocsにおけるフォルダは、一種の「タグ」です。所属フォルダという「階層で管理できるダグ」を持っていると考えると、よく理解できます。

私の記憶に間違いがなければ、GoogleDocsの初期段階では、ドキュメントはタグで管理されていて、フォルダでの管理は用意されていなかったように思います。それでは使いにくいという意見が多かったからでしょう。フォルダによる管理に変更されました。

無理やり変更したためでしょうか、GoogleDocsのフォルダ管理は、中途半端で使いにくい印象を受けます。Windowsのユーザーにとっては、OfficeLiveWorkspaceの「ワークスペース+階層フォルダ」の方が、違和感なく利用できるように感じます。

ただし、それ以外の操作性はGoogleDocsの方が優れています。やはり一日の長といったところでしょうか。画面03で分かるように、ツールバーに「移動」メニューが用意されています。また、右側のペインではフォルダを階層表示できるようになっています。細かな使い勝手の点では、勝っています。

画面04 比較表
Image99.png

(2009/6/7 訂正)アイテムの移動は、左側のナビゲーションバーにドラッグすることによって可能でしたので、比較表を修正しました。お詫びして訂正します。

(次ページ「新しいワークスペースの作成」に続く)

2009/5/14 木曜日

OfficeLiveWorkspaceはGoogleDocsを超えることができるか?

2008年5月にベータ公開されたOfficeLiveWorkspaceですが、1年経過して、保存容量も増えて、機能も向上しています。筆者の予想では、ここが次期MicrosoftOffice2010のWebアプリケーション提供サイトになり、GoogleDocs(注01)との競合サイトになと思われます。そのつもりで、使い勝手を詳しくみていきましょう。
(==この記事は、前回の続きです==)

注01: 日本語では「Googleドキュメント」と表示されますが、紛らわしいので、本稿では「GoogleDocs」という表記を使用します。

(1)ファイルのアップロード機能は、2段構えになっている

前回の解説でも簡単に触れましたが、はじめて「ドキュメントの追加」コマンドを選択すると「単一ドキュメント」と「複数のドキュメント」という2つのサブコマンドが表示されます。ここから「複数のドキュメント」を選択するとMicrosoftSilverlightのインストールとなり、複数のドキュメントをまとめてアップロードできるようになります。

画面01 メニューバーの「ドキュメントの追加」を選択する

Image01.pngOfficeLiveWorkspaceに登録後、はじめて「ドキュメントの追加」コマンドを選択すると「単一ドキュメント」と「複数のドキュメント」という2つのサブコマンドが表示される。



画面02 MicrosoftSilverlightのインストールを案内する画面
Image02.png「複数のドキュメント」を選択すると、この画面が表示される。


画面03 MicrosoftSilverlight2のインストールを実行する
Image03.png画面02で「Silverlightのインストール」を選択すると、「セキュリティの警告」を経て、この画面が表示される。「今すぐインストール」を選択して、インストールを実行する。


自分のコンピュータからOfficeLiveWorkspaceにログインするときはMicrosoftSilverlightをインストールしておくのがおすすめです。一度インストール作業をしておけば、次回からはサブコマンドは表示されなくなり、複数・単数にかかわらず、自由にファイルのアップロードができるようになるので、便利です。

画面04 「ドキュメントの追加」を実行する
Image04.pngいったんMicrosoftSilverlightをインストールしておけば、サブコマンドは表示されなくなる。


画面05 複数のファイルをアップロードする
Image05.pngこのように、「開く」ダイアログで複数のファイルを選択することができるようになる。
ここでは、「CALENDAR」「CALENDAR2」「CALENDAR3」の3つのファイルをアップロードしてみよう。


画面06 アップロード中の画面
Image06.png現在「CALENDAR」のアップロードが完了し、「CALENDAR2」のアップロードをしているところだ。プログレスバーが表示されている。「CALENDAR3」ファイルは「待機中」と表示されている。


もう一つの選択肢の「単一ドキュメント」ですが、外出先のコンピュータなどからアクセスするときは、MicrosoftSilverlightをインストールすることが許されていない場合もあるでしょう。その場合は、面倒でも「単一ドキュメント」コマンドを使って1ファイルずつアップロードすることになります。
サブコマンドになっていて、一見非効率のように思われますが、このように、いろいろな状況に対応できるようになっているわけです。

(次ページに続く)

2009/5/8 金曜日

将来性あり?−−−OfficeLiveWorkspaceを試してみました

Filed under: Google Docs, Microsoft Office, Office Live Workspace — matsui mikihiko @ 14:56:20

1年ほど前からベータ提供されているOfficeLiveWorkspaceですが、保存容量も増えて、機能も向上しているというニュースがあります(※01)。そこで、遅まきながら使い心地を試してみました。結果を先に報告すると、なかなかどうして、けっこう使えます。筆者は、ここが次期MicrosoftOffice2010のWebアプリケーション提供サイトになると予想しています。そのつもりで、使い勝手を詳しくみていきましょう。

※01 マイクロソフト、「Office Live Workspace」のディスク容量を5GBに拡大(PC Online)
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/news/20090408/1013991/

実際に体験しながら、数回に分けて解説していきます。今回は、概要と登録からログインするまでの範囲を説明します。

(1)MicrosoftOfficeLiveWorkspaceの概要

MicrosoftOfficeLiveというサービスは、「Workspace」と「SmallBusiness」の2つに分かれます。

画面01 MicrosoftOfficeLive
Image01.pngMicrosoftOfficeLiveは「Workspace(Beta)」と「SmallBusiness」という2つの機能に分かれている。

一見すると「個人向け」と「業務向け」という区分けですが、この2つは全く異なった内容のサービスです。Workspaceは、オンラインストレージを中心とするサービスで、Microsoftの提供するサイトの機能をそのまま利用します。一方のSmallBusinessは、ホスティングサービスといって良いでしょう。ユーザーは、独自のWebサイトを構築できます。料金も、OfficeLiveWorkspaceは無料ですが、OfficeLiveSmallBusinessはドメインの登録など一部の機能が有料です。このSmallBusinessについては、また別な機会に取り上げることにして、今回はWorkspaceの機能を試してみましょう。

なお、MicrosoftではWindowsLiveというサービスも提供しています。紛らわしいのですが、こちらは次期Windows7と連携して利用することを目標に提供されているWebサービスです。手元の「アスキー・ドットPC」誌6月号の記事によれば、「Windowsメール(OutlookExpress)」「Windowsメッセンジャー」「Windowsフォトギャラリー」「Windowsムービーメーカー」などの機能は、Windows7では提供されずに、WindowsLiveによるWebサービスに移行するということです。
「なるほど……」ですね。

そのWindowsLiveには、SkyDriveというオンラインストレージ機能があります。このサービスは、一部OfficeLiveの趣旨とオーバーラップしている部分もあり、今後機能の調整が必要になると思われる部分でもあります(WindowsLiveとOfficeLiveは、統合されるという報道もあります:※02)。

※02 Microsoft、Windows LiveとOffice Liveを統合へ(IT Media)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0901/27/news031.html

Googleドキュメントを加えて、3つのサービスをざっと比較してみましょう。次のような位置づけになります。

画面02 競合する3機能の比較表
Image02.pngWorkspace(OfficeLive)とSkyDrive(WindowsLive)の機能は競合している。そして、ターゲットは「Googleドキュメント」だ。

(注)※01の報道では、OfficeLiveWorkspaceの保存容量が5GBに拡大されたと書かれていますが、ヘルプなどの記述は500MBのままで訂正されていません。そこで、実際にファイルをアップして500MB以上のファイルが保存できるかどうかを試してみました(14MB程度のファイルを50個保存して確認)。

(次ページ「ログインするまでの手順」に続く)

2009/3/31 火曜日

文庫本を出しました

Filed under: 表計算, その他, OpenOffice.org — matsui mikihiko @ 9:30:31

年度末ですね。このところ、新しい仕事や身辺が忙しかったこともあって、ブログの更新がほとんどできませんでした。明日からは新年度。せめて1ヶ月に一度は、報告も兼ねて、ブログを更新したいと思います。

以下は、最近の活動です。

文庫本を出しました。手軽に読める内容です。限られたスペースという制約の中で、ところどころに自分なりの味を加えたつもりです。実は、そういった方向から見ると、密度は濃いともいえます。競合の多い分野ですが、さて、どんな評価を受けるでしょうか。

もうひとつ、活動報告です。
OpenOffice.orgのサイト『OpenOffice.org ユーザーのための Microsoft Office 互換性研究室』の方は、昨年の3.0へのバージョンアップに合わせてトップページなどを一新したままで記事を追加できていませんでした。このところにきて、やっと時間がとれたので、少しずつですが記事を追加しています。

—2009/3/1

「互換性の詳細情報」に 『「行数」や「文字数」を指定したドキュメントを作成する方法』を追加

—2009/3/5

「互換性の詳細情報」に 『「スタイルと書式設定」ウインドウの使い方』を追加

—2009/3/26

「互換性の詳細情報」に 『「形式を選択して貼り付け」機能の違いについて』を追加

2008/11/5 水曜日

マクロの互換性、ソルバーの互換性

Filed under: 表計算, OpenOffice.org, Microsoft Office — matsui mikihiko @ 14:04:29

OpenOffice.orgの表計算ソフトCalcの新バージョンに搭載された「VBAサポート」と「ソルバー機能」についてレポートしました。どちらも Excelとの互換性を一歩進めるキーとなる機能です。

マクロの互換性が一歩前進

http://oooug.jp/compati/3.0/introduction+index.content_id+9.htm

ソルバー機能を比較する(その1)

http://oooug.jp/compati/3.0/introduction+index.content_id+10.htm

ソルバー機能を比較する(その2)

http://oooug.jp/compati/3.0/introduction+index.content_id+11.htm

Calcのソルバーは、まだ線形モデルだけで、課題も多いのですが、Excelのソルバーよりも使いやすく、優れているという印象です。

2008/10/28 火曜日

CalcのLOOKUP関数はどう変わったのか

Filed under: 表計算, OpenOffice.org, Microsoft Office — matsui mikihiko @ 10:07:19

こんな理解で良いのかなあ……と思いながら、LOOKUP関数についてまとめてみました。

http://oooug.jp/compati/3.0/introduction+index.content_id+4.htm

なんと、今回のバージョンアップで、CalcのLOOKUP関数とExcelのLOOKUP関数の距離は、広がっています。

2008/9/13 土曜日

『日経Linux』誌の連載記事をWebで公開

Filed under: ワープロ, 表計算, プレゼンテーション, OpenOffice.org — matsui mikihiko @ 5:58:53
『日経Linux』誌に2007年4月〜2008年3月まで連載した記事「一目で分かる
OpenOffice.orgの使い方」がWeb(IT Pro)で公開されました。

現在は第1回目の分が公開されていて、月末までに、順次10回分がアップされる
予定です。どうぞご覧ください。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080908/314332/
Writer
第1回 見栄えのする文書を作成 (2008/09/12公開ずみ)
第2回 タイトルやページ番号を付ける (2008/09/16公開予定)
第3回 自分にピッタリの履歴書 (2008/09/17公開予定)
第4回 編集作業を大幅に効率アップ (2008/09/18公開予定)
第5回 長文をスマートに作成 (2008/09/19公開予定)
第6回 注釈を付けたドキュメントを作りたい (2008/09/24公開予定)
第7回 新聞のようなレイアウト (2008/09/25公開予定)
第8回 文字数と行数を指定する (2008/09/26公開予定)
第9回 バランスの良いルビを設定 (2008/09/29公開予定)
第10回 論文用のテンプレートを作成 (2008/09/30公開予定)

Calc
第1回 数値の変化を見逃さない (2008/09/12公開ずみ)
第2回 データ入力の手間を減らす (2008/09/16公開予定)
第3回 数値の動きをビジュアル化 (2008/09/17公開予定)
第4回 魅力的なグラフを作成 (2008/09/18公開予定)
第5回 セル・データを思い通りにソート (2008/09/19公開予定)
第6回 条件を満たすデータだけを抽出 (2008/09/24公開予定)
第7回 知っていると数値表示が100倍便利 (2008/09/25公開予定)
第8回 いろいろなパターンの串刺し集計 (2008/09/26公開予定)
第9回 マンション投資の利回りを計算してみた (2008/09/29公開予定)
第10回 家賃アップ額とマンション値引き額 (2008/09/30公開予定)

Impress
第1回 必ず成功するプレゼン資料 (2008/09/12公開ずみ)
第2回 フリーのクリップ・アートを活用 (2008/09/16公開予定)
第3回 印象に残るプレゼン資料を作る (2008/09/17公開予定)
第4回 資料から他のアプリを起動 (2008/09/18公開予定)
第5回 スムーズにプレゼンするには準備が必要 (2008/09/19公開予定)
第6回 図表や組織図を作成 (2008/09/24公開予定)

2008/1/22 火曜日

NIKKEI NET 「IT PLUS」での連載が始まりました

21日から、「オフィス互換の6ソフト、1番使えるのはどれか」という連載が始まりました。
よろしくお願いします。

「オフィス互換の6ソフト、1番使えるのはどれか(1)」
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=MMIT2o000018012008

互換ソフトへの関心は高いようで、記事も注目されているようです。
「オフィス互換ソフト、NHK問題に注目・21日の記事から」
http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbq000022012008

2007/12/23 日曜日

Officeソフト2007年のまとめ

2007年のオフィスソフトは、Microsoftで明け、Googleで暮れた。鳴り物入りで登場した「MicrosoftOffice2007」だが、UIが大幅に変更されたこともあって、とくに旧バージョンからの移行ユーザーには評判が良くないようだ。それに対して、まだベータ版で、機能的にも不完全な「Googleドキュメント」だが、ユーザーの関心はとても高い。実際に私が受けた原稿依頼の数でも、知人との会話でも、趨勢は完全にWebアプリケーションに移っているといって良いだろう。2007年を終わるにあたり、Web対応のオンラインアプリケーションの現状を記録しておこうと思う。 (more…)

2007/10/19 金曜日

一太郎はなぜWordに負けたのか (最終回)

Filed under: ワープロ, Microsoft Office, 一太郎 — matsui mikihiko @ 14:09:01

この記事は、2004年6月に発行された『パソコン温故知新〜インターネット前夜編』という書籍に「一太郎の蹉跌」という題で掲載したものです。編集会社のご厚意により、ほぼそのまま(タイトルを変更しましたが)ここに再掲載します。

以下は、「その3」の「Windows95への対応」の続きです。

「その1」〜「その3」はこちらをご覧ください。
→ http://office-watching.com/blog/2007-10-15/35/

→ http://office-watching.com/blog/2007-10-17/36/

→ http://office-watching.com/blog/2007-10-18/37/

==その3から続く== (more…)

2007/10/18 木曜日

一太郎はなぜWordに負けたのか (その3)

Filed under: ワープロ, Microsoft Office, 一太郎 — matsui mikihiko @ 14:33:27

この記事は、2004年6月に発行された『パソコン温故知新〜インターネット前夜編』という書籍に「一太郎の蹉跌」という題で掲載したものです。編集会社のご厚意により、ほぼそのまま(タイトルを変更しましたが)ここに再掲載します。

以下は、1990年代始めごろの一太郎の話の続きです。

「その1」はこちらをご覧ください。
→ http://office-watching.com/blog/2007-10-15/35/

「その2」はこちらをご覧ください。
→ http://office-watching.com/blog/2007-10-17/36/

(more…)

2007/10/17 水曜日

一太郎はなぜWordに負けたのか (その2)

Filed under: 未分類, ワープロ, Microsoft Office, 一太郎 — matsui mikihiko @ 8:31:50

この記事は、2004年6月に発行された『パソコン温故知新〜インターネット前夜編』という書籍に「一太郎の蹉跌」という題で掲載したものです。編集会社のご厚意により、ほぼそのまま(タイトルを変更しましたが)ここに再掲載します。

以下は、「その1」の一太郎Ver.4.3の話の続きの部分からです。 (more…)

2007/10/15 月曜日

一太郎はなぜWordに負けたのか(1)

Filed under: ワープロ, Microsoft Office, 一太郎 — matsui mikihiko @ 14:35:00

この記事は、2004年6月に発行された『パソコン温故知新〜インターネット前夜編』という書籍に「一太郎の蹉跌」という題で掲載したものです。編集会社のご厚意により、ほぼそのまま(タイトルを変更しましたが)ここに再掲載します。 (more…)

2007/9/21 金曜日

オンラインで作成するプレゼンテーション(Googleドキュメント)

Filed under: Google Spreadsheets, Google Docs, プレゼンテーション — matsui mikihiko @ 14:06:29

GoogleDocs&Spreadsheetsにプレゼンテーションソフトが加わりました。これで、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの主要3アプリが揃ったことになります。
4月にプレゼンテーションの追加を発表してから半年、夏の予定という発表でしたが、すでに秋風がたち始めていますから、少し遅れました。
【関連記事】
http://office-watching.com/blog/2007-04-19/27/

さっそく、ひととおり試してみましょう。
その前に、GoogleDocs&Spreadsheetsという名称ですが、プレゼンテーションが加わったので、「Googleドキュメント」と変更されたようです。

画面01
画面01
GoogleDocs&Spreadsheetsのツアー画面。プレゼンテーションの追加に合わせて「Googleドキュメント」と名称が変更されている。

では、新しいプレゼンテーションを作成してみましょう。
(more…)

2007/8/14 火曜日

GoogleがStarSuite8を無料で提供

「Googleパック」は、Googleが無料で提供するソフトウェア集です。「Google Earth」「Spyware Doctor」「Picasa」「Skype」「Norton Security Scan」「Google デスクトップ」「Adobe Reader」「Internet Explorer 用 Google ツールバー」「Google ツールバー付き Firefox」が提供されています。そこに、新しく「StarSuite 8」が加わりました。

http://pack.google.com/intl/ja/pack_installer.html?hl=ja&gl=jp

画面00
Googleパック
GoogleパックにStarSuite8が追加された。無料で利用できる。

現在のところはWindows版(WindowsVistaを含む)だけですが、Linux版やMac版の「Googleパック」も検討中ということなので、近い将来に、少なくともLinux版のStarSuiteは提供されるのではないかと思われます。

http://www.google.com/support/pack/bin/answer.py?answer=32459&topic=8327
http://www.google.com/support/pack/bin/answer.py?answer=31725&topic=8327

無償提供されるのがOpenOffice.orgでなく、通常は有料のStarSuiteであるのは、Microsoft Officeからの移行を促すのに「クリップアート」「グラフィックス」「フォント」「テンプレート」などが不可欠という判断のようです。もちろん「お値打ち感」を持たせて、多くのMicrosoft Officeユーザーを「Google−Sun Microsystems」の陣営に引き込もうというねらいがあるでしょう。Googleのサイトには詳しい説明がありませんが、Googleを取り上げている英語のサイトを見ると、下記のように述べています。

(more…)

2007/8/7 火曜日

Microsoft Office2007のリボンコマンドを知る(互換ソフトユーザーのために)

Microsoft Office2007が行き渡ってくるにつれて、UIの変化が話題になることが多いようです。最初からMicrosoft Office2007で機能を覚えれば問題ないのですが、これまでOffice2003以前のものを使っていてバージョンアップしたケースや、会社で追加導入された一部がOffice2007である場合は、とまどうことが多いようです。また、OpenOffice.orgをはじめとして、旧バージョンのMicrosoft Officeと互換性を持たせた環境から、新しいMicrosoft Office2007を見ると、UIのあまりの変化に混乱してしまうようです。

このブログでは、OpenOffice.org や GoogleDocs&Spreadsheets を中心に取り上げています。読者である互換ソフトユーザーのために、Microsoft Office2007のUIを知る方法をまとめておきましょう(とりあえず私が思いつくページです。このほかにも良いガイドページがあれば、教えていただければ幸いです)。

次のページでは、Microsoft Office2007のコマンドの概要を知ることができます

http://office.microsoft.com/ja-jp/excel/HA100860481041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/word/HA100625841041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HA100666231041.aspx

このページの一番下に「○○ のリボンの対応表」というリンクがあります。ここをクリックすると、コマンドの対応一覧をダウンロードできます。この一覧は、旧バージョンのExcelファイルで、ほぼすべてのコマンドの対応関係が網羅されています。

画面01 ダウンロードできるコマンド対応表(Excel2003ファイル)
ダウンロードできるコマンド対応表(Excel2003ファイル)
ほぼすべての機能が網羅されているExcelファイルをダウンロードできる。ツールバーとメニューコマンドについて、Excel2003→Excel2007の対応関係を知ることができる。たとえば、上記の画面では、「音声」や「読み上げツールバー」の機能は、Excel2007では製品から削除されていることが分かる。

次のページにある「ガイドを開始する」ボタンをクリックすると、コマンドの対応関係をビジュアルに確認できます。対応しているのは、主要なコマンドだけですが、とりあえずおおざっぱに知りたいときに便利です。

http://office.microsoft.com/ja-jp/excel/HA101491511041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/word/HA100744321041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HA101490761041.aspx

初心者向けには、このページの右側のコラム「参照」にある「○○2007を活用する」「デモ:○○2007を活用する」も便利です。
また、このページの「メモ」にある「リファレンス: ○○2003 のコマンドに対応する ○○2007 のコマンド」をクリックすると、冒頭に挙げたページにジャンプできます。

画面02 インタラクティブガイド
インタラクティブガイド
Excel2003の画面からコマンドを選択すると、画面がExcel2007に切り替わり、対応コマンドの位置がマーキングされる。

2007/8/5 日曜日

アプリケーションソフトをインストールする時代の終焉

Filed under: Google Spreadsheets, 表計算, OnSheet — matsui mikihiko @ 16:20:29

自分のパソコンにアプリケーションソフトをインストールするという時代は、間もなく終わろうとしているという気がします。7月25日にインフォテリア(株)から発表されたオンラインの表計算ソフト「OnSheet」を見て、ますますその感を強くしました。まだベータ版なので、うまく動かない部分もありますが、全体構成から機能を総合的に判断すると、普通に使う表計算ソフトは、これで十分だと思います。

もちろん、データ分析の機能などをExcelと比較すれば、少なからぬ差はあります。しかし、Webでのデータ共有などの機能は、Google Dogs & Spreadsheetsの機能を上回っていると言って良いでしょう。つまり、位置づけとして「OnSheet」は、GoogleSpreadsheetsよりも少し先に進んでいて、Excelから ‘めんどくさい部分’ をそぎ落としたソフトです。見通しの良いメニューと、分かりやすい機能が、使いやすさを支えています。オンラインで使うアプリケーションの着地点が見えてきたという感じがします。

画面00 オンラインの表計算ソフト「OnSheet」
画面00 オンラインの表計算ソフト「OnSheet」

最初に、このソフトの背景を簡単にまとめておきましょう。
インフォテリアという会社は、XML関連のソフト開発や教育をしている会社で、今年の6月22日付けで東証マザーズに上場しています。
そして「OnSheet」は、香港のTeam and Conceptsというベンチャーが開発した「EditGrid」というソフトを、インフォテリア社が日本語化して提供しています(インフォテリア株式会社はTeam and Concepts社に対して5%の出資をおこなう予定だそうです)。
本家のEditGridは、2月に正式版がリリースされていますが、その日本語版であるOnSheetは10月の正式リリースを目指しています。インフォテリアの主力商品であるアステリア(データ連携のためのサーバーソフト:EAI)と組み合わせて使うことを目指していて、そのための「パイプライン」と呼ぶ機能(「センサー」「フィルター」「ジョイント」の3段階で構成されるデータ監視・交換機能)を法人向けの製品に搭載する予定です(8月5日の時点でのベータ版では、まだ搭載していません)。

では、「OnSheet」を見ていきましょう。
画面01がOnSheetのサイトに接続した様子です。

画面01 OnSheetのサイト
画面01 OnSheetのサイト
この画面で「試してみる」を選択すると、ユーザー登録をしないで試してみることができます。
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2007/7/12 木曜日

MS Office用のODFプラグインを比較する

Filed under: ワープロ, OpenOffice.org — matsui mikihiko @ 6:28:29

先日、Sun Microsystemsから、MS Office用のODFプラグインが公開されました。OpenOffice.orgの標準ファイルフォーマットであるODF形式のファイルを、Microsoft Officeで開いたり保存したりできるようにするためのアドインプログラムです。無償で利用できます。

(参考記事)
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/07/04/024/

(ダウンロード)
http://www.sun.com/software/star/openoffice/index.xml

同様のアドインプログラムは、Microsoftからも提供されています。正確に言うと、外部のオープンソースプロジェクト「odf-converter.sourceforge.net」を支援する形で開発され、現在Word用が完成しています。こちらも無償でダウンロードできます。

(ダウンロード)
http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=169337

同じようなプログラムが2社から提供されているのですが、対応アプリケーションの範囲がすこし違いますから、注意が必要です。
この対応範囲の違いは、両社の思惑や、このアドインを提供するに至った理由の違いからきています。非常に分かりにくいのですが、まとめてみましょう。

表01
ph00.png
(黄色のセルが今回のテスト対象です)

表01を見てください。今回Sun Microsystemsからリリースされたアドインプログラムは、Office2000、OfficeXP、Office2003のWord、Excel、PowerPoint用です。単体の場合には、Wordにのみインストール可能です。ExcelとPowerPointの単体パッケージには対応していません。提供されているのは英語版で、残念ながら日本語版はありません。
このアドインの目的は、ODFを広め、ODFユーザーを拡大しようということです。Microsoft Officeユーザーを、ODF陣営に取り込もうとういう思惑で、無償提供されています。

一方、Microsoftのものは、Word2002、Word2003、Word2007用が1月31日に先行リリースされています。Excel用とPowerPoint用は、現在開発中です(11月ごろを目指しているようです)。
こちらは、Microsoft Office2007をODFに対応させることによって、Microsoftの推進する「Open XML」とODFとの互換性確保を目的しています。そのため、あくまでWord2007が対象ソフトの中心です。旧バージョンのWord2002やWord2003にも対応していますが、その場合には別途「Microsoft Office互換機能パック」が必要となります(そのほか.NET framework 2.0ランタイム環境も必要)。対応言語は、ドイツ語、英語、フランス語、オランダ語、ポーランド語で、残念ながら日本語版はありません。こちらも無償で利用できます。

さて、これらを組み込むことによって、Microsoft OfficeでOpenOffice.orgのファイルを扱うことができるようになるのですが、果たしてその実力はどんなものでしょうか。じつは、ちょうど1年前に、MicrosoftのWord用アドインを試作版(α版)の段階でテストしています。このときの印象では、50%程度の完成度でした。たとえばヘッダに設定したファイル名と日付は欠落し、フォントや文字の装飾の一部や、段組の設定なども、引き継がれませんでした。

(前回のレポート)
http://blog.nakagawamachi.net/?eid=311905

あれから1年で、状況は大きく進歩しました。なんと、Wordに関していえば、複数のコンバータを選択できるようになったのです。これは、もういちど比較してみる価値があるでしょう。どちらも日本語版ではありませんが、実は日本語ドキュメントでも利用できます。ただ、日本語独特の機能には対応できていない(たとえばルビや縦書き)ということです。そこで、日本語ドキュメントにどの程度対応できるかを含めて、テストしてみましょう。

MicrosoftのものはWord2007を目標に作成されていますので、次のような組み合わせでテストします。
(表01で黄色いセルの部分)

● Sun Microsystemsの提供するアドイン→ WindowsXP+Microsoft Office2003
● Microsoftの提供するアドイン→ Vista+Word2007

では、スタートです。まずインストールの手順から解説します。
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2007/6/20 水曜日

Calcに装備されるASC関数とJIS関数の実力は?

Filed under: 表計算, OpenOffice.org — matsui mikihiko @ 13:32:53

OpenOffice.orgの表計算ソフト「Calc」は、Microsoft Excelと高い互換性を持っています。関数もほとんど共通です。Excelで作成したブックファイルをCalcで開くと、高い確率でそのまま機能するといって良いでしょう。

(参考のために追記しておくと、グラフを含むファイルの場合は、レイアウトなどが崩れることが多い → 3月21日の記事を参照)

関数の互換性についての一覧はこちら(2006年9月にExcel2003とCalc2.0.3で調査したもの)
→ http://oooug.jp/compati/2.0/modules/xfsection/html/function3.html

上記の一覧でも分かるように、関数の互換性は非常に高いのですが、残念なことに、日本語に関連した関数は、ほとんど互換性がありません。

たとえばTRIM関数(余分な空白を取り除く関数)における全角の空白の扱いや、LEN(文字列の長さをを数える関数)とLENB(全角を2文字として数える)の使い分けなどができません。

ASC関数(全角の英数カナを半角に変換する関数)とJIS関数(半角の英数カナを全角に変換する関数)に至っては、ExcelにあるのにCalcに装備されていないのです。したがって、この関数を含むExcelワークシートをCalcで開くと、「#NAME?」エラーとなってしまいます。

関連記事(2006年11月号のPCJapan誌の記事の元原稿を筆者のWebサイトにて公開中)
→ http://oooug.jp/compati/2.0/xfsection+article.articleid+16.htm

現在、日本ユーザー会有志の尽力によって、この2つの関数をCalcに装備する作業が進められています。そこで、この2つの関数を実装した開発者バージョンを試してみました。

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