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	<title>松井幹彦の「Officeソフト」ウォッチング</title>
	<link>http://office-watching.com/blog</link>
	<description>Web上で利用できる無料のOfficeソフトについての機能比較や互換性</description>
	<lastBuildDate>Fri, 12 Sep 2008 20:58:53 +0900</lastBuildDate>
	<docs>http://backend.userland.com/rss092</docs>
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	<item>
		<title>『日経Linux』誌の連載記事をWebで公開</title>
		<description>『日経Linux』誌に2007年4月〜2008年3月まで連載した記事「一目で分かる
OpenOffice.orgの使い方」がWeb（IT Pro）で公開されました。

現在は第1回目の分が公開されていて、月末までに、順次10回分がアップされる
予定です。どうぞご覧ください。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080908/314332/

Writer
第1回　見栄えのする文書を作成　(2008/09/12公開ずみ)
第2回　タイトルやページ番号を付ける　(2008/09/16公開予定)
第3回　自分にピッタリの履歴書　(2008/09/17公開予定)
第4回　編集作業を大幅に効率アップ　(2008/09/18公開予定)
第5回　長文をスマートに作成　(2008/09/19公開予定)
第6回　注釈を付けたドキュメントを作りたい　(2008/09/24公開予定)
第7回　新聞のようなレイアウト　(2008/09/25公開予定)
第8回　文字数と行数を指定する　(2008/09/26公開予定)
第9回　バランスの良いルビを設定　(2008/09/29公開予定)
第10回　論文用のテンプレートを作成　(2008/09/30公開予定)

Calc
第1回　数値の変化を見逃さない　(2008/09/12公開ずみ)
第2回　データ入力の手間を減らす　(2008/09/16公開予定)
第3回　数値の動きをビジュアル化　(2008/09/17公開予定)
第4回　魅力的なグラフを作成　(2008/09/18公開予定)
第5回　セル・データを思い通りにソート　(2008/09/19公開予定)
第6回　条件を満たすデータだけを抽出　(2008/09/24公開予定)
第7回　知っていると数値表示が100倍便利　(2008/09/25公開予定)
第8回　いろいろなパターンの串刺し集計　(2008/09/26公開予定)
第9回　マンション投資の利回りを計算してみた　(2008/09/29公開予定)
第10回　家賃アップ額とマンション値引き額　(2008/09/30公開予定)

Impress
第1回　必ず成功するプレゼン資料　(2008/09/12公開ずみ)
第2回　フリーのクリップ・アートを活用　(2008/09/16公開予定)
第3回　印象に残るプレゼン資料を作る　(2008/09/17公開予定)
第4回　資料から他のアプリを起動　(2008/09/18公開予定)
第5回　スムーズにプレゼンするには準備が必要　(2008/09/19公開予定)
第6回　図表や組織図を作成　(2008/09/24公開予定)

 </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2008-09-13/43</link>
			</item>
	<item>
		<title>NIKKEI NET  「ＩＴ ＰＬＵＳ」での連載が始まりました</title>
		<description>21日から、「オフィス互換の６ソフト、１番使えるのはどれか」という連載が始まりました。
よろしくお願いします。

「オフィス互換の６ソフト、１番使えるのはどれか（１）」
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/index.aspx?n=MMIT2o000018012008

互換ソフトへの関心は高いようで、記事も注目されているようです。
「オフィス互換ソフト、ＮＨＫ問題に注目・21日の記事から」
 http://it.nikkei.co.jp/internet/news/index.aspx?n=MMITbq000022012008 </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2008-01-22/42</link>
			</item>
	<item>
		<title>Officeソフト2007年のまとめ</title>
		<description>2007年のオフィスソフトは、Microsoftで明け、Googleで暮れた。鳴り物入りで登場した「MicrosoftOffice2007」だが、UIが大幅に変更されたこともあって、とくに旧バージョンからの移行ユーザーには評判が良くないようだ。それに対して、まだベータ版で、機能的にも不完全な「Googleドキュメント」だが、ユーザーの関心はとても高い。実際に私が受けた原稿依頼の数でも、知人との会話でも、趨勢は完全にWebアプリケーションに移っているといって良いだろう。2007年を終わるにあたり、Web対応のオンラインアプリケーションの現状を記録しておこうと思う。

表01（クリックで拡大）


上記のPDF（OpenOffice.orgを使って作成）→［こちらをクリック］

↓　GoogleSpreadsheetsを使ったデータ公開
http://docs.google.com/Doc?id=dccxmt9w_55zrc4r3ft

上記は某雑誌のために作成したものだが、ページ数の関係で掲載することができなかった表だ。作成時期は11月で、しかもWebアプリケーションは日々刻々と変化しているので、すでに状況の変わっているところがあるかもしれないが、ご了承いただきたい。

いくつかコメントを付け加えておこう。
2007年末現在、認知度では「Googleドキュメント」がトップだが、それに続いているのが、「ThinkFreeOnline」と「Zoho」だ。まず、この2ソフトを取り上げて、簡単に紹介しておこう。

ThinkFreeOnlineは、非常に完成度の高いWebアプリケーションだ。Microsoft Officeの機能を忠実に再現している。機能だけを比較すれば、Googleドキュメントを大きく超えていて、ここで取り上げているWebアプリケーションの中ではナンバーワンといって良いだろう。

ただし、それには、条件がある。ThinkFreeOnlineは、Ajaxを使った「クイックエディット」モードと、Java環境で実行する「パワーエディット」モードに分かれていて、どちらかの編集機能を切り替えて選択するようになっている（画面1001）。そして、いま述べた強力な編集機能は、Java環境を使ったパワーエディットで実現されている。

画面1001（ThinkFreeOnline）


これをユーザーの側からみて、違いを具体的に説明すると、次のようになる。

強力な編集機能を使うためには、まず準備作業が必要だ。あらかじめJava （JRE）をインストールしてWebブラウザで有効になるように設定しておく。そして、実際に編集機能を使うときには、Javaアプレットが起動するのを待たなくてはらない。筆者の環境（ADSL）では、50秒ほど待たされる（2回目からはキャッシュが働くのでだいぶ短縮する）。

それに対してAjaxを使った「クイックエディット」なら、JavaScriptを有効にしておくだけで、ほとんど待ち時間なしに利用できる。しかし、残念ながら、こちらの編集モードの場合には、機能が制限され、Googleドキュメントには及ばない。

もともとThinkFreeOnlineは、Javaを利用したソフトであった。Googleドキュメントをはじめとする一連のオンラインアプリケーションに対応してAjaxのモードを追加したのだが、結局、ソフトウエア全体として見たときに、どっちつかずの中途半端なものとなってしまっているのが惜しまれる。

トップを走っているGoogleドキュメントのもうひとつのライバルはZohoだ。こちらは、ワープロ、表計算、プレゼンテーションだけでなく、実にさまざまなアプリケーションをオンラインで提供している（画面1002）。

画面1002（Zoho）


Googleは、GoogleGearsと呼ぶ、オンラインのアプリケーションをオフラインで利用するための機能の提供を始めたが（現在Beta版）、そのGoogleGearsにもいち早く対応するなど、先進的なWebアプリケーションといえる。本家のGoogleドキュメントは、まだこの機能に対応できていない（ただし、Zohoも、今のところは、ZohoWriterのみの対応となっている）。

なお、ZohoWriterは、アカウント登録なしで編集機能を試してみることも可能だ。ぜひ、触れてみてほしい。

さて、最後にそれ以外のWebアプリケーションについて一言加えておこう。

Webアプリケーションは2年ほど前に登場し、それから1年間で数多くのサイトが名乗りを上げた。そのうちのいくつかはGoogleに吸収された。残りのサイトを見ると、1年ほど前までで開発がストップしているところが多い。Googleの勢いを見て、競争から降りてしまったということなのだろうか。これは少し残念だ。Webアプリケーションは、まだ発展途上だ。これから、たくさんの可能性が出てくると思う。Googleの、やや強引な引き抜きが、その芽を摘んでしまっているのかもしれない。
ただ、単機能のWebアプリの中には、特徴的な機能を前面に出して元気で頑張っているものもある。このあたりに望みを託そう。機会があれば、そういったWebアプリを紹介したいと思っている。

2008年も、新しいいろいろな試みが登場して、ユーザーの選択肢が広がることを期待したい。新しい年にWebアプリケーションが大きく羽ばたくことを祈って、2007年を終えることにしよう。 </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2007-12-23/41</link>
			</item>
	<item>
		<title>一太郎はなぜWordに負けたのか　（最終回）</title>
		<description>この記事は、2004年6月に発行された『パソコン温故知新〜インターネット前夜編』という書籍に「一太郎の蹉跌」という題で掲載したものです。編集会社のご厚意により、ほぼそのまま（タイトルを変更しましたが）ここに再掲載します。

以下は、「その3」の「Windows95への対応」の続きです。

「その1」〜「その3」はこちらをご覧ください。
→　http://office-watching.com/blog/2007-10-15/35/

→　http://office-watching.com/blog/2007-10-17/36/

→　http://office-watching.com/blog/2007-10-18/37/

＝＝その3から続く＝＝

●　最悪だった？「一太郎7」

このときジャストシステムは、Windows95にもっと真剣に対応すべきだった。いたずらにWordをはじめとするWindowsワープロとの機能競争に明け暮れるのではなく、日本人のための日本語ワープロをもういちど見直すべきであった。すでに、一太郎の負けは見えていたのだから、できる範囲でもっと素早く対応すべきだった。このときなら、すこし退いて、ATOKを中心に陣容を立て直すことができたはずだ。あの一太郎Ver3の気持ちに戻って、ユーザー重視の一太郎を取り戻すことができただろう。

しかし、一太郎は、拡大路線を捨てなかった。拡大路線を継承したために払った代償はあまりに大きかったのだが、そうさせたのには大きな理由がある。それはジャストシステムの業績が好調だったことだ。

Windowsの普及と共に、マーケットは急拡大していた。一太郎Ver.6.3は、Windowsの標準ワープロとしてソフトランキングのトップを続けていた。とくにプリインストールを含むライセンス販売が好調だった。Ver.6.3は、発売8ヶ月で約134万本を出荷し、96年4月には一太郎シリーズ累計出荷本数500万本を記録する。株式会社ジャストシステムの1996年3月期の決算は、売上高が前年比144％、経常利益が前年比203％となっている。

一太郎7の発売遅れに対して、ジャストシステムも、手をこまねいていたわけではなかった。一太郎7の予告テレビCMを放送し、予約キャンペーンなどを積極的におこなった。その結果、一太郎7の初期出荷数は（無料乗り換えキャンペーン分などを含めて）110万本に達する。この好調な出足を見て、ジャストシステムは、初年度出荷予定の300万本を400万本に上方修正する。

ますますユーザーが見えなくなっていたのだろう。この初期出荷本数は、一太郎7が実力で評価を得て勝ち取った数字ではない。発売が遅れて、その間に蓄積した予約であり、マスコミを使ったキャンペーンの成果だ。ジャストシステムは、そのことに気づいていなかった。

一太郎7はWindows95完全対応したという以外に、「Netscape
Navigator 2.0」を標準添付し、IBM社の「ホームページ・ビルダー」を添付した（初期限定50万本）。JustNetへの入門ビデオもつけた（こちらは限定30万本）。Windows95に対応したということを除けば、完全に主従が逆転した製品だった。

■　グラフ「ジャストシステム　営業規模の推移」

グラフ


●　それ以降も一太郎の路線は変わらなかった

このバージョンで、一太郎は「ランク」と「ビジョン」の2つの機能を削除した。結局ユーザーに受け入れられなかったということだろう。Windows95への対応で手が回らなかったという面もあるのかもしれない。

しかし、それによって一太郎の基本路線が変更されたのではない。こんどはATOK10に、JUST MEDDLERと呼ぶ自動校正機能が加えられ、また、AMETというかな漢字変換と同じ方法でデータベースを検索する機能も搭載された。
JUST MEDDLERは、一太郎本体の持つ校正支援機能「修太」のATOK版である。入力中にATOKが正しい日本語を教えてくれるというわけだ。変換キーを押すと、‘文体が統一されていない’とか、‘ら抜き表現だ’とか、‘助詞が連続している’とか表示されるのだから、たまったものではない 。文章を考えながら入力するひとにとっては、はた迷惑な機能である。

前述のように、一太郎7はマーケティングによって無理やり誕生したベストセラーだった。株式会社ジャストシステムの1997年3月期の売上高は、96年よりも1割ほどアップしていたが、マーケティングコストなどがかさみ、経常利益は707百万円にとどまった。96年3月期の経常利益6,095百万円の、なんと11.6％である。さらに、次の9月時点での中間決算では、売上高も前年比75％に落ち込んでしまう。マーケティングによって無理やり確保した売上の限界であった。そして、ジャストシステムの業績は、その後回復することは無かった。

それ以降、ジャストシステムは、一太郎8、一太郎9と、ほぼ毎年バージョンアップを繰り返している。しかし、いまだに一太郎がこのとき失った地盤は回復できていない。その理由は、ユーザーから離れた機能を追加して、売上を確保するためだけのバージョンアップを繰り返しているからだ。表1に一太郎8以降の追加機能をまとめたので参照してほしい。

●　そして「一太郎2004」へ

2003年12月3日、私は新しい一太郎の発表会場にいた。そこには黒いパッケージの一太郎が展示されていた。名前は「一太郎2004」。

一太郎は、このバージョンから、パッケージを変え、命名方法を変えた。
記者席にいた私の胸は高鳴っていた。もしかしたら、新しく生まれ変わった一太郎が提示されるのではないだろうか。あのVer.3の時代にはもどれないが、とぎすまされた機能で、手になじむワープロソフトが手にはいるのではないか。
しかし、残念ながら、その期待は裏切られた。そこに提示されたのは、一太郎Ver.4から連綿と続く、提案型の、機能満載の一太郎だった。

一太郎の今回のテーマは「考えるための道具」だという。画面右側の「ナレッジウインドウ」にはさらに手が加えられ、画面左側には新しく「シンキングバー」とよぶ機能が追加された。ますます本来の文書作成領域は圧迫され、よく探さないと、どこで文書を作成するのか分からないほどだ。

■　一太郎2004　■

《一太郎の最新バージョンのテーマは「考えるための道具」だ。あらたに画面左側に「シンキングバー」を配置し、画面右側は「ナレッジウインドウ」、画面下側には、シートタブがある。「New」タブをクリックすると、このダイアログボックスで「シートの追加」ができる。》

今回の一太郎2004のテーマである「考えるための道具」には、なにが必要なのだろうか。それはナレッジウインドウやシンキングバーでないことは確かだ。入力中にポップアップする推測変換や連想変換は、逆に「考えるための道具」を阻害する機能だ。ジャストシステムは、いつこれに気づくのだろうか……。

ほんとうの「考えるための道具」としての一太郎はもう手に入れることができないのだろうか。いや、まだ可能性はあるだろう。一太郎が、これまでの経緯を捨てて生まれ変わるには、まず着ているものを着替えることが必要だったのかもしれない。赤いパッケージを捨て、名前を改めたのは、きっと大きな決断だったろう。その、もう一歩先に、もういちど「三太郎」に戻って、手になじむワープロソフトを取り戻すチャンスが残されているはずだ。　　　　　（了）

表1−−−−−−−−−−−−
■97年2月　一太郎8＋ATOK11
ATOKで変換中の固有名詞などの単語にコメントを追加できるようにした。一太郎8「バリューパック」で日記やバラエティ印刷機能を追加した。WWW自動 巡回機能「JustDiver 1.0」やJustNet用文字テロップ表示ソフト「Just InfoRunner」などを搭載した。
■98年9月　一太郎9＋ATOK12
JUST MEDDLER2で、慣用句や仮名遣いの誤りもチェックするようになった。確定履歴を表示する「省入力機能」が追加された。「ドキュメントナビ」とよぶ定型文書作成機能が搭載された。
■99年9月　一太郎10＋ATOK13
文書をシート形式で管理するための「一太郎ワークシート」機能。文書の見栄えを自動的に変換する「オートスタイル」機能。編集時に必要なコマンドが自動的 にあらわれる「ポップアップコマンド」機能。作成中の文書を別のパソコンにそのまま送信する「書きかけ送受信」機能。JUST MEDDLER3として、同音語選択支援機能を搭載。ユーザーが入力する単語を予想して表示する「推測変換機能」。「AI辞書トレーナー」。
■01年2月　一太郎11＋ATOK14
ジャストシステムが提供するサーバーのディスクスペースにアクセスする「インターネットディスク」。Webサイトで辞書を提供するATOK Libraryサービス。インターネット上のスペースにユーザー辞書を保存し、その辞書の更新をするATOK-Syncサービス。日本語で目的のホーム ページにアクセスできる「ATOK Direct」と「ATOK Channel」。
■02年2月　一太郎12＋ATOK15
編集画面を区切って情報を表示する「ナレッジウインドウ」。そこにブラウザを表示する「ナレッジブラウザ」。ナレッジブラウザからドラッグ＆ドロップで情 報を文書に貼り付けることができる「ネットレポート」機能。一太郎ワークシートを並べて表示できる「マルチワークシートビュー」。「一太郎プロンプト」。 ATOK15の変換モードに「話し言葉関西モード」を追加。
■03年2月　一太郎13＋ATOK16
新規文書を元文書と関連づける「参考文書」機能。文書内の商品名・氏名などを抽出する「ビジネス単語一覧」。ユーザーの好みにあわせてカスタマイズする「一太郎メイク」。「ナレッジウィンドウ」に、コピー履歴の表示やブックマーク機能などを追加。
−−−−−−−−−−−−−−−表1ここまで

（付録）年表


年表
















1985年
昭和60年
2月


　　　
jX-WORD太郎


1985年
昭和60年
8月




一太郎


1986年
昭和61年
5月




新一太郎（一太郎Ver.2）


1987年
昭和62年
6月




一太郎Ver.3


1988年
昭和63年
4月
14日


AAC構想発表


1989年
平成1年
4月




一太郎Ver.4


1989年
平成1年
12月




一太郎dash


1990年
平成2年
5月




米国でWindows3.0発売


1991年
平成3年
2月




日本語版Windows3.0


1991年
平成3年
11月




一太郎シリーズ累計出荷100万本を超える


1993年
平成5年
4月




一太郎Ver.5


1993年
平成5年
5月




日本語Windows3.1


1993年
平成5年
6月




Microsoft Word5


1993年
平成5年
12月




一太郎Ver.5 for Windows


1994年
平成6年
6月




一太郎シリーズ累計出荷200万本を超える


1994年
平成6年
9月




Microsoft Word6


1995年
平成7年
1月
27日


一太郎6 for Windows＋ATOK9


1995年
平成7年
6月
23日


JW2対応「一太郎Ver. 5 with ATOK9」


1995年
平成7年
7月




一太郎 Ver.5 for Macintosh


1995年
平成7年
8月
25日


一太郎Ver.6.3 for Windows


1995年
平成7年
9月
14日


一太郎dash2 for Windows


1995年
平成7年
11月
23日


日本語版Windows95


1995年
平成7年
11月
23日


同時にMicrosoft Office95発売


1995年
平成7年
11月
23日


一太郎Ver.6.3（JustNet機能強化版）for Windows


1995年
平成7年
12月




Lotus WordPro for Windows95


1996年
平成8年
3月
1日


JustNet正式オープン


1996年
平成8年
4月
19日


一太郎シリーズ累計出荷500万本を超える


1996年
平成8年
9月
13日


一太郎7 for Windows95


1996年
平成8年
11月
29日


一太郎7 /R.2 for Windows95


1997年
平成9年
2月




一太郎8＋ATOK11発売


1997年
平成9年
2月




一太郎Note for Windows3.1/95


1997年
平成9年
9月




一太郎シリーズ累計出荷1000万本を超える


1997年
平成9年
9月




一太郎Office8


1998年
平成10年
2月




一太郎8プレミアム


1998年
平成10年
7月




一太郎Lite


1998年
平成10年
9月




一太郎9＋ATOK12


1999年
平成11年
9月




一太郎10＋ATOK13


2001年
平成13年
2月




一太郎11＋ATOK14


2002年
平成14年
2月




一太郎12＋ATOK15


2003年
平成15年
2月




一太郎13＋ATOK16


2004年
平成16年
2月




一太郎2004＋ATOK17

 </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2007-10-19/38</link>
			</item>
	<item>
		<title>一太郎はなぜWordに負けたのか　（その3）</title>
		<description>この記事は、2004年6月に発行された『パソコン温故知新〜インターネット前夜編』という書籍に「一太郎の蹉跌」という題で掲載したものです。編集会社のご厚意により、ほぼそのまま（タイトルを変更しましたが）ここに再掲載します。

以下は、1990年代始めごろの一太郎の話の続きです。

「その1」はこちらをご覧ください。
→　http://office-watching.com/blog/2007-10-15/35/

「その2」はこちらをご覧ください。
→　http://office-watching.com/blog/2007-10-17/36/

&#160;

＝＝その2から続く＝＝

●　JW2　対　Windows3.1&#160;

長かった一太郎Ver.4.3の時代が終わり、一太郎Ver.5は1993年4月に発売された。ジャストウインドウはVer.2となり、JW2の略称で呼ばれた。JW2のもとで一太郎は「イメージ編集モード」によるWYSIWYGを実現していた。一太郎に続いて、10月には、JW2上で稼働する表計算ソフト「三四郎」を発売する。翌94年2月に、花子もVer.3でJW2に対応、さらに7月にデータベースソフト「五郎」、8月にメール＆スケジューラとJW2対応アプリケーションを発売する。こうして94年夏にはJW2対応ソフトが出そろうことになる。

JW2は、画期的だった。一太郎や花子を使うためのウインドウシステムとしては、とても良くできていた。操作はマウスとアイコンによるGUIで可能だったし、マルチフォント（明朝とゴシックの2フォンとを同梱）と250ポイントまでのフォントサイズを使うことができた。アプリケーション間のカットアンドペーストはJW2のクリップボードを介しておこなうが、このクリップボードには同時に12個までのデータを格納することができた。

しかし、一太郎Ver.5が発売された翌月の93年5月にWindows3.1が発売されたため、この一太郎Ver.5はWindows3.1と戦わなくてはならなかった。いや、正確に言えば、Windows3.1と戦ったのはJW2で、一太郎はMicrosoft Wordと戦ったというべきなのかもしれない。しかし、JW2は一太郎のための環境だ。主体はあくまで一太郎。対するワープロソフトは、Microsoft Wordだけではなかった。Windows対応のすべてのワープロソフトだった。その意味で、戦いは「一太郎」対「Windowsワープロ連合」だったのだ。

結果を書くと、一太郎は、ワールドワイドで展開するWindowsの敵ではなかった。Windows3.1は、「マルチメディア」という未来の輝きを持っていたからだ。Windows3.1は、マスコミからも、ユーザーからも、拍手を持って迎えられた。

●Windows版一太郎の発売

日本語Windows3.1が5月に発売され、翌6月にMicrosoft Word Ver.5 for Windowsが発売された。重量級のワープロソフトの日本語対応版だ。さらに、これまでとは比べものにならない多機能ワープロソフトが、ぞくぞく登場した。Lotus AmiProやWordPerfectだ。こうして、アプリケーションソフトの流れは一気にWindowsに向かう。

その年の12月に、一太郎Ver.5 for Windowsが発売される。これで一太郎は、Windowsワープロとして、WordやAmiProやWordPerfectと比較されるようになった。

Windows版の一太郎は、JW2版との互換性を武器に、JW2版と共通のフォントを同梱していた。括弧から斜め罫線までOK（このときWordは罫線機能を持っていなかった）、文字数×行数でページ設定ができること（Word5.0はパワーアップキットというツールでこれを可能にしていた）、画面を開いて、どの位置からでも書き始めることができるフリーカーソル（Wordは、Enterキーを押して改行を挿入して、開始位置まで移動する必要があった）など、少なくともMicrosoft Wordよりは格段に優れていた（AmiProやWordPerfectは部分的に一太郎よりも優れていた）。

しかし、ここで機能比較以上に一太郎を支えたのはATOK8だった。13万語という圧倒的な辞書をもち、AI変換機能を搭載し、変換効率は大幅に高かった。このATOK8が他のWindows上のアプリケーションでも利用できるようになるのだから、Windows版一太郎の売れ行きは好調だった。

ジャストシステムは、Windows版の一太郎に続いて、Macintosh、OS/2対応版を順次リリースし、拡大路線を敷いた。1994年6月、一太郎シリーズ累計出荷本数200万本を達成した。
いまにして思えば、ここが一太郎のひとつの頂点と言えるかもしれない。

●　「日本語ワープロソフトMicrosoft Word」対「一太郎」

1994年9月、Microsoft WordはバージョンアップしてVer.6となった。そして、一太郎に対するMicrosoft Wordの追撃が始まった。Word Ver.6は、日本向けの付加機能と徹底した横並び比較対策を施していた。

それに対して、翌95年1月、一太郎Ver.6 for Windowsが発売された。JW版に先行しての発売ということだったが、結局JW版の一太郎Ver.6は発売されることはなかった（一太郎Ver.6と同時にATOK9が発売されていた。このATOK9はJW版も発売されたが、一代前の一太郎Ver.5と組み合わせて販売された）。こうして戦いの場は完全にWindowsに移った。

■　一太郎Ver.6

■　Windows版として登場した一太郎Ver.6は、すぐにVer.6.3になりJustNetとの連携を強化し、日本におけるインターネットの普及に大きく貢献する。この製品で一太郎シリーズ累計出荷500万本を達成する。


&#160;

一太郎Ver.6の発売にあたって、ジャストシステムが取った戦略は、徹底した多機能化である。自動入力補正機能JAC、文書校正支援機能「修太」、フォントエフェクトツール、数式作成ツール、同じ文書を見る人によって変化させる「ビュー機能」、検索エンジンJIAS、全ファイル高速検索機能QTS、マクロ言語PlayRiteなどを付け加えた。もちろん、Ver.4からの「ランク」や「ビジョン」といった機能も引き継いでいた。ユーザーが望む望まないにかかわらず、さまざまな機能を、これでもかというほど搭載して一太郎Ver.6はリリースされた。

こうして一太郎は、Wordとの機能競争のもとに、ユーザーから離れた機能拡大路線へと踏み出していくのである。

●　Windows95への対応

Windows95の英語版が米国で発売された1995年8月に、ジャストシステムは一太郎Ver.6.3を発売した。キーワードは「一太郎から世界へ」だ。提供開始予定の通信サービスJustNetとの連携をはかるために、一太郎にWebブラウザ「JustView」やメールソフト「JustMail」を搭載した商品だ。

この一太郎Ver.6.3の発売は、日本語Windows95の発売を間近にひかえて、延命策ともとれる暴挙であった。たしかに一太郎Ver.6.3は、日本におけるインターナットの普及に貢献したしたといって良いだろう。しかし、このVer.6.3は、ワープロソフト本来の機能とは無関係なバージョンアップだった。このとき、「ワープロソフトの一太郎はどこにいってしまったのか……」という印象を持ったのは筆者だけではないだろう。

一方のMicrosoft Wordは、1995年11月23日の日本語版Windows95と同時にWord95という名前で登場した（Excel95などと共にMicrosoft Office95として同時発売された）。また、LotusのワープロソフトWordProは、1ヶ月後の12月にWindows95に対応した。

それに対して一太郎は、Ver.6.3のままだった。付属のブラウザやメールソフトをWindows95に対応させるツールを急遽無料配布しただけだった。

この時点で、一太郎は負けていた。これまでの機能拡大路線で肥大化した一太郎は、Windows95への対応に手間取ったのだろう。Windows95完全対応の一太郎Ver.7は、翌96年2月の発売がアナウンスされていた。しかし、結局9月まで待たなくてはならなかった。発売時期は、2月→3月→7月→9月と3度にわたって延期されたのだ。この間に、Wordとの差は、徐々に、そして決定的に開いてしまった。

＝＝続く＝＝&#160;

&#160; </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2007-10-18/37</link>
			</item>
	<item>
		<title>一太郎はなぜWordに負けたのか （その2）</title>
		<description>この記事は、2004年6月に発行された『パソコン温故知新〜インターネット前夜編』という書籍に「一太郎の蹉跌」という題で掲載したものです。編集会社のご厚意により、ほぼそのまま（タイトルを変更しましたが）ここに再掲載します。

以下は、「その1」の一太郎Ver.4.3の話の続きの部分からです。
「その1」はこちらをご覧ください。
→　http://office-watching.com/blog/2007-10-15/35/

＝＝その1から続く＝＝

●　ジャストウインドウとは何か？

先ほども触れたが、このときのジャストウインドウは、フォントやプリンタの環境を共有し、アプリケーションを切り替えるというランチャー機能程度のものだった。ジャストウインドウが、ウインドウシステムとしての良さを発揮するのは次のバージョンのジャストウインドウ2（JW2）からになる。

一太郎Ver.4が発売された時点で、ジャストウインドウに対応するソフトは一太郎ver.4のみであった。また、AAC構想では、ジャストウインドウと同時にVAF（Value Added Fanction）という機能をアドオンする仕組みも発表されていたが、こちらも構想が表明されているだけで対応アドインは用意されなかった。
そのためユーザーにとっては、一太郎を起動するまえにジャストウインドウを起動しなくてはならないという手間が増えただけだった。

しかも、複数の文書を編集する場合に、これまでなら単にウインドウを開くだけだったのが、こんどは一太郎をもう一つ起動しなくてはならなくなった。さらに、当時の狭い編集画面が、ウインドウ枠やタイトルを表示するためにますます狭くなる。というわけで、この時点でユーザーのメリットはほとんど無かった。

しかし、これらのマイナス面は、あまり取り上げられなかった。回収と交換の混乱が大きかったのが、逆に幸いしたのかもしれない。バタバタしている間に（その年の9月に）花子Ver.2が発売されてジャストウインドウに対応し、まがりなりにも一太郎と花子を切り替えて作業ができるようになった。これで、ようやくジャストウインドウが生きるようになったのである。

ジャストシステムは花子Ver.2というジャストウインドウ対応アプリケーションをリリースする一方で、機能を絞り軽量化した「一太郎dash」を発売した。こちらは、追加投資をしなくても良い、もうひとつの一太郎だ。一太郎Ver.4はあまりに先進的だったので、旧バージョンのユーザーからは「Ver.3.5が欲しい」という声が上がっていた。そういったこれまでのユーザーの要求に応えたのである。

●一太郎、日本で初めてのミリオンセラーソフトに

ジャストシステムは、次バージョンの「一太郎Ver.5」の発売には慎重だった。一つにはVer.4の発売時の教訓があったからだろう。そして、もう一つはWindowsの動きを見極める必要があったからだろう。

Ver.3までの一太郎は、毎年バージョンアップを繰り返した。そして、ジャストウインドウを搭載した一太郎Ver.4へは、2年でのバージョンアップだった。それに対して、次の一太郎Ver.5の発売は、実に4年後となるのである。

その4年間は、ハードウエアが一太郎に追いつくのに必要だった期間ともいえる。事実、数十万円したハードディスクの値段も下がり、NECの32ビットパソコンが普及して、一太郎Ver.4.3は、まさに押しも押されもせぬナンバーワンワープロソフトとして君臨するのである。

ユーザーは、パソコンを買えば、一太郎も買った。そして、一太郎を使うためにパソコンを買った。こうして、1991年11月には、一太郎シリーズの累計売上本数は100万本に達成した。

このときの記者会見の記事を見ると、浮川は、今後の方針としてWindowsよりもUNIX版やMacintosh版の開発を優先することを表明している。日本語版のWindows3.0が91年に発売されていたが、あまり評判が良くなかったからだろう。なにしろ「回復不可能なアプリケーションエラー」の多発だ。また、ハードウエア環境が追いついていないという面もあった。いわゆる「重い」のである。

しかし、こうした浮川の意向に反して、このあと一太郎はWindows上でMicrosoft Wordと争うことになる。しかし、その話に進むまえに、もう少し一太郎Ver.4について説明を加えておこう。

一太郎Ver.4

■　一太郎Ver.4は、AAC構想の下で、はじめてジャストウインドウに対応した製品だ。発売時にプログラム上のトラブルがあり、Ver4.1、Ver.4.2と無償交換を繰り返しVer.4.3で安定した。その後、このバージョンで一太郎はミリオンセラーを達成する。


●　提案型ワープロソフト、一太郎

波乱のスタートとなった一太郎Ver.4だが、Ver.4.3で安定し、4年間にわたってナンバーワンワープロとして君臨することになる。一太郎Ver.4.3の売り上げは好調だった。しかし、実は、このときすでに一太郎は、のちに命取りになる病の種を宿していた。
ここまで読んだ読者は、ジャストウインドウのことを言っているのだと思うかもしれないが、そうではない。一太郎の内部に、その後の一太郎の方向を決定づける重要な機能が加わっていたのだ。

筆者は一太郎を外から見ている人間なので、ジャストシステム内部で明確な方向付けがなされたうえでおこなわれたのかどうかは分からない。もしかしたら、その当時は、誰も気づいていなかったのかもしれない。単なる思いつきで、遊び心で加えた機能なのかもしれない。しかし、ここで加えられたこの機能は、その後の一太郎を読み解く鍵となる。

その機能の名前は、「ランク」と「ビジョン」だ。
「ランク」は、段落にランク付けをおこない、優先順位をつけて管理する機能だ。「ビジョン」はキーワードをもとに段落をデータベース風に管理する機能だ。いずれも、言い方は悪いが、ユーザーの要求からかけ離れた付加機能である。これらの機能を搭載することで、「提案型のワープロソフト」としてアピールする一太郎ができあがる。これが、以降の一太郎の性格を決定し、機能拡大路線をひた走ることになる。

このあとのバージョンアップを追っていくと分かるのだが、一太郎は必ず新しい提案を盛り込んでくる。たとえば「自動入力補正機能JAC」「文書校正機能『修太』」「見る人に応じて画面を切り替える『ビュー』」「自動校正機能JUST MEDDLER」「変換時にデータベースを検索するAMET」「省入力機能」「ドキュメントナビ」「一太郎ワークシート」「推測変換機能」「連想変換機能」「ナレッジウインドウ」「シンキングバー」「一太郎メイク」……。

それらは、ユーザーの要求に応えるのではなく、逆に、ユーザーに呼びかけ、一太郎の側から要求してくる機能だ。このような発想が、徐々に一太郎を変えていく。Ver.3までの、徹底したユーザー重視の姿勢から、少しずつユーザー軽視へ、そしてユーザー無視へと変化していくのである。

＝＝続く＝＝ </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2007-10-17/36</link>
			</item>
	<item>
		<title>一太郎はなぜWordに負けたのか（1）</title>
		<description>この記事は、2004年6月に発行された『パソコン温故知新〜インターネット前夜編』という書籍に「一太郎の蹉跌」という題で掲載したものです。編集会社のご厚意により、ほぼそのまま（タイトルを変更しましたが）ここに再掲載します。

（当時の記事に編集者が寄せた前書き）
DOSの時代、パソコン上のワープロと言えば一太郎が代表格だった。当時は誰もが一太郎ver.3で仕事をしていた。プラットフォームがWindwos中心となり、リッチメディア化していく中で、一太郎も高機能化を果たしてきたが、現在の一太郎には当時のパワーは見受けられない。Windows普及によるソフトウェアの国際化の大波の中で、国産ソフトである一太郎は何を得て、また何を失っていったのか？ 一太郎の復権の手がかりを探る上で、また、これからの国産ソフトのビジネス展開を模索する上でも、一太郎の軌跡を知ることは大きな意味があるだろう。
（ここまで：2004年6月の書籍「パソコン温故知新」より）

あれから3年が経過して、OfficeソフトはMicrosoft Officeの一人勝ちの構図が崩れてきつつあります。その主要な相手は、「StarSuite」や「OpenOffice.org」です。また、このブログでも取り上げているように「Googleドキュメント」などのWebアプリケーションも登場しています。それ以外にもたくさんのOfficeソフトが登場していて、もしかしたら戦国時代に入ろうとしているのかもしれません。そういう状況で、95年当時の日本における「一太郎」と「Microsoft Word」の確執は、興味深いと思います。また、事実、OpenOffice.org関連のオフラインミーティングなどで、一太郎からWordへの変遷が話題になることも多いのです。
そこで、このドキュメントをもう一度活用できないかと思い、「パソコン温故知新」の「編集者」兼「発行者」である森屋義男さんにお願いしたところ、即座に承諾していただくことができました。残念ながら書籍の方はもう書店では手に入らないようなので、こうしてWeb上に情報を残しておくことも価値のあることかと思います。

では、森屋さんに感謝して、始めることにしましょう。
→　森屋義男さんの連絡先
 http://pdweb.jp/
 http://superworks.jp/

（当時の原稿を確認しながら、数回に分けて掲載していきます。）

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

「一太郎はなぜWordに負けたのか」（その1）

●　ジャストシステムの野望

1988年4月14日、ホテルニューオータニで記者発表会が開催された。ジャストシステムの「AAC構想」の発表である。AACとは「Advanced Aplication Concept」、「オフィスで一人1台のパーソナルコンピュータを使う時代に先駆け、個々の要求に対して最適なアプリケーション環境を築くためのコンセプト」（浮川和宣社長）だ。来るべき32ビットCPUの時代をにらんで、ワープロソフト「一太郎」とそれを取り巻く商品群をまとめ上げ、さらにその先の商品展開をするための布石であった。

1985年に誕生した一太郎は、翌86年にVer.2を、そして87年6月にVer.3を発売し、88年の3月で累計22万本を売り上げていた。一太郎Ver.3だけでみると、発売から10ヶ月で10万6050本だ。累計で1万本売れば大ヒットという時代に、毎月1万本以上売れていたわけである。

一太郎Ver.3


■　一太郎Ver.3は、特に多機能・高機能というわけではなかったが、ATOK6の変換効率の良さと相まってベストセラーとなった。稼働環境はMS-DOSVer.2.11以降（標準添付）、RAM640KB以上、58,000円。


一太郎の好調を支えていたのは、徹底したユーザー重視の姿勢だった。製品に盛り込む機能の選択、ユーザーサポート、そしてコピープロテクトを率先して解除したのも一太郎だった（当時のパッケージソフトはコピープロテクトが施してあるものが多かった。フロッピーディスクやハードディスクのトラブルが多かったので、ユーザーにとってコピープロテクトは不評だった。パッケージソフトの機能比較表などでも、コピープロテクトの有無が重要な項目となっていた）。

一太郎Ver.3は、決して特別な機能を備えているわけではなかった。あたりまえの機能を備えているだけのワープロソフトではあったが、ATOK6の変換効率の良さと相まって、ユーザーの圧倒的な支持を獲得していた。一太郎Ver.3は「三太郎」というニックネームで呼ばれ、「赤いパッケージ」といえば、それは一太郎を指す、という趨勢だった。AAC構想発表のちょうど一年前には、図形プロセッサ「花子」を加え、ワードプロセッサと図形プロセッサの両輪稼働で加速していた時代だった。

●　ジャストウインドウ登場

AAC構想発表の翌1989年4月、一太郎Ver.4が発売される。AAC構想のもとで、一太郎Ver.4は、「ジャストウインドウ」という同社独自のウインドウシステムの上で動くようになった。

ジャストウインドウは、「ウインドウ」という名前が付いているが、現在のWindowsのように本格的なマルチタスクやGUIを実現したものではなかった。フォントやプリンタの環境を共有し、アプリケーションを切り替えるという程度の機能、いわば多機能のランチャーといった趣だった。

しかし当時は、まだWindows3.0が登場するまえである（Windows3.0は1990年5月に発売）。そのときすでに、共通の環境、共通の操作性のもとで、一太郎や花子を切り替えて動かすという第一歩を踏み出していたのだ。

当時のワープロソフトにとって、図形処理をどのように取り扱うかということは、大きな課題だった。それに対してジャストシステムの取った選択は、花子という専用ソフトを別途販売するということだ。別ソフトにすれば、より高い完成度を目指すことができる。しかし、当然ながらその代償として、両ソフトを組み合わせて使うときのさまざまな障害を取り除く必要が生じる。その帰結として誕生したのが、AAC構想によるジャストウインドウだ。

鳴り物入りで登場した一太郎Ver.4だったが、当初の評判は良くなかった。EMS対応の拡張メモリボードが必要なこと、ハードディスクへのインストールが必要なこと（絶対要件ではなかったが、ハードディスクを使わない場合には何枚ものフロッピーディスクを差し替えながら作業する必要があった。これは現実的でない）など、ユーザーに要求するハードウエア環境がきつかったからだ。一太郎Ver.4を使うために、何十万円もの追加投資が必要だった。

●　製品の回収・交換を繰り返して「一太郎Ver.4.3」へ

しかも、一太郎Ver.4には重大な欠陥があった。印刷関連ファイルなどの不備が重なりトラブルが多発した。
このトラブルに対して、ジャストシステムは製品の回収と交換を決定する。これまで順風満帆できた同社が初めて迎えた危機であった。AAC構想はその出だしから大きく躓くことになった。

この危機に対して、ジャストシステムは、文字通り全社一丸となって対処した。後に聞いた話だが、このとき開発チームは全員が泊まり込みでプログラムの修正にあたったということだ。

こうした真摯な対応がジャストシステムを救った。このトラブルは、結果として同社の評価を下げることはなかった。どちらかといえば、プラスに働いたといって良いだろう。同社の取った処置が、迅速で、誠意あふれるものだったからだが、それまでの同社のユーザーオリエンテッドな姿勢もこれを助けたのだと思う。

ジャストシステムは、ユーザーに対して、一太郎Ver.4.1、Ver.4.2と無償で交換を繰り返した。年末に発売した一太郎Ver.4.3で、ようやく安定版を供給することができた。
こうした難産のすえに誕生した一太郎Ver.4.3だが、このバージョンは、このあと同社の売上に大きく貢献するのである。

＝＝　続く　＝＝

注：この記事は2004年6月に発行された「パソコン温故知新〜インターネット前夜編」から再収録したものです。 </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2007-10-15/35</link>
			</item>
	<item>
		<title>オンラインで作成するプレゼンテーション（Googleドキュメント）</title>
		<description>GoogleDocs＆Spreadsheetsにプレゼンテーションソフトが加わりました。これで、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの主要3アプリが揃ったことになります。
4月にプレゼンテーションの追加を発表してから半年、夏の予定という発表でしたが、すでに秋風がたち始めていますから、少し遅れました。
【関連記事】
 http://office-watching.com/blog/2007-04-19/27/

さっそく、ひととおり試してみましょう。
その前に、GoogleDocs＆Spreadsheetsという名称ですが、プレゼンテーションが加わったので、「Googleドキュメント」と変更されたようです。

画面01

GoogleDocs＆Spreadsheetsのツアー画面。プレゼンテーションの追加に合わせて「Googleドキュメント」と名称が変更されている。

では、新しいプレゼンテーションを作成してみましょう。
Googleドキュメントにサインインし、「新規」−「プレゼンテーション」を選択します。次の画面が表示されます。

画面02

タイトルスライドが表示されている。PowerPointと同じように、左側にスライドのサムネイル、右側が編集画面となっている。

この画面の上部にあるメニューバーをみてください。スライドの編集メニューは、次のようになっています。

「新しいスライド」
「スライドのコピーを作成」
「スライドを削除」
「画像を挿入」
「テキストを挿入」
「テーマの変更」

スライドに挿入できるのは「画像」と「テキスト」だけのようです。
ツールバーには、文字列編集のためのアイコンが並んでいます。
残念ながら、それ以上の機能はありません。たとえば、「スライドの切り替え効果」や「テキストアニメーション」「オブジェクトの動作設定」「動作ボタンの配置」などの機能は用意されていません。

「新しいスライド」メニューを選択してスライドを追加してみましょう。スライドレイアウトを選択する画面が表示されます。用意されているレイアウトは、この5種類です。

画面03

「新しいスライド」メニューを選択すると、スライドレイアウトを選ぶダイアログが表示される。用意されているレイアウトはこの5種類だ。

今度は「テーマの変更」メニューを選んでみましょう。スライドデザインを選択するウインドウが表示されます。用意されているデザインは15種類です。

画面04

「テーマの変更」メニューを選択すると、スライドデザインを選択するダイアログが表示される。用意されているデザインは、15種類だ。

続いて、「ファイル」メニューの内容を見てみましょう。PowerPointのファイルをアップロードすることができます。

画面05

「ファイル」タブをクリックして「ファイルのアップロード」を選ぶ。PowerPointのファイルをアップロードしてみよう。

下の画面が、PowerPoint2003の「インスタントウイザード」で作成したプレゼンテーションを表示した様子です。サムネイルでの日本語表示が不調です。ただ、それを除けば、再現性は高いように見受けられます（あくまで、ここでテストしたサンプルデータの範囲ですが……）。

画面06

左側のサムネイルペインでは、日本語表示が不調だ。しかし、編集ペインを見るとうまくアップロードされていることが分かる。

日本語表示がうまくいかないのは、ブラウザがFirefoxだからかもしれません。念のためにInternetExplorerで試してみましょう。次の画面は、同じものをInternetExplorerで表示した様子です。こちらはサムネイルの表示がうまくいっています。

画面07

こちらはInternetExplorerでの表示。サムネイルの日本語がうまく表示されている。

9枚のスライドをアップしましたが、このサムネイルペインで順番を入れ替えることができます。左側のペインに用意されている機能は、それだけです。テキスト部分をアウトライン編集する機能などは、用意されていません。

「テーマの変更」機能を使って、アップロードしたスライドのデザインを変更してみました。PowerPointで作成したスライドと組み合わさって、良好に表示されています。ただし、テーマの背景色に応じてテキストの色が切り替わるというような機能はありませんので、白地の部分に白色の文字が重なると読めなくなってしまいます。そのあたりは手動で調整する必要があります。

画面08

「テーマの変更」機能を使って、デザインを変更する。PowerPointで作成したプレゼンテーションと違和感なく組み合わさっている。

では、いよいよプレゼンテーションを実行してみましょう。実行は、メニューバーの上にある「プレゼンテーションを開く」アイコン、「ファイル」メニューのコマンド、および「Ctrl＋F5キー」の3種類の方法が用意されています（「ファイル」メニューは画面05参照）。

これが実行画面です。左下に画面切り替えのアイコンが表示されています。右側には作業用のペインが表示されています。この一番上に、オンラインでプレゼンテーションをするためのURLが表示されています。

画面09

プレゼンテーション実行画面。フル画面のウインドウが表示され、プレゼンテーションが実行される。

指定のURLで接続すると、閲覧者の側には、このような画面が表示されます。自分で画面を切り替えるか、それともプレゼンターの画面切り替えに同期して切り替えるかを選択できます。

画面10

オンラインでプレゼンテーションを閲覧する。ヘルプによれば、同時に接続できるのは200人まで。同時に編集に参加できるのは、そのうちの10人までに制限されている。

プレゼンテーションは「共有」と「公開」の2種類で実行できます。Googleアカウントを持っていれば、Webでのプレゼンテーション実行中に、チャット機能を使うことができます（筆者は試していません）。しかし、それ以上の機能は用意されていないようです。

Web上でプレゼンテーションができるのですから、音声を組み合わせてストリーミング送信などができると良いのですが、残念ながら、そこまでの機能は用意されていません。せっかくのプレゼンテーションソフトなのですから、ワープロや表計算とは違って、単なる共同編集から一歩踏み出した機能の搭載が待たれます。 </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2007-09-21/34</link>
			</item>
	<item>
		<title>GoogleがStarSuite8を無料で提供</title>
		<description>「Googleパック」は、Googleが無料で提供するソフトウェア集です。「Google Earth」「Spyware Doctor」「Picasa」「Skype」「Norton Security Scan」「Google デスクトップ」「Adobe Reader」「Internet Explorer 用 Google ツールバー」「Google ツールバー付き Firefox」が提供されています。そこに、新しく「StarSuite 8」が加わりました。

http://pack.google.com/intl/ja/pack_installer.html?hl=ja&gl=jp

画面00

GoogleパックにＳｔａｒSuite8が追加された。無料で利用できる。

現在のところはWindows版（WindowsVistaを含む）だけですが、Linux版やMac版の「Googleパック」も検討中ということなので、近い将来に、少なくともLinux版のStarSuiteは提供されるのではないかと思われます。

http://www.google.com/support/pack/bin/answer.py?answer=32459&topic=8327
 http://www.google.com/support/pack/bin/answer.py?answer=31725&topic=8327

無償提供されるのがOpenOffice.orgでなく、通常は有料のStarSuiteであるのは、Microsoft Officeからの移行を促すのに「クリップアート」「グラフィックス」「フォント」「テンプレート」などが不可欠という判断のようです。もちろん「お値打ち感」を持たせて、多くのMicrosoft Officeユーザーを「Google−Sun Microsystems」の陣営に引き込もうというねらいがあるでしょう。Googleのサイトには詳しい説明がありませんが、Googleを取り上げている英語のサイトを見ると、下記のように述べています。


ブログ「Google Operating System」より−−−−−−−−

GoogleがOpenOffice.orgの方を選択しなかったことを、疑問に思うかもしれません。StarOfficeとOpenOffice.orgの大きな違いとして、Microsoft Officeユーザーが移行するために必要な「クリップアート」「グラフィックス」「フォント」「テンプレート」などのツール類（所有権を主張したコンポーネント）を含むからです。

次のステップは、たぶん、ローカルな文書をGoogle Docs&Spreadsheets と同期させるためのプラグインの提供となるでしょう。その段階で、オフラインでは高度に統合された文書を編集し、オンラインでは共同作業をおこない、安全にファイルを保存するという、2つの世界にまたがる最高の文書作成環境を持つことができるでしょう。

http://googlesystem.blogspot.com/2007/08/google-pack-adds-staroffice.html

−−−−ここまで  「Google Operating System」より松井が意訳−−−−

さっそくGoogle版のStarSuite8をインストールしてみました。
ダウンロードからインストールまでは一連の作業となっていて、とても簡単に使い始めることができます。

画面01

ライセンスに同意すると、ダウンロードからインストールまで自動的に実行される。

これが起動画面です。Google検索ツールバーが表示されています。

画面02

検索ボタンと検索ツールバーが表示されている。

ギャラリ（クリップアート集）を表示してみましょう

画面03

OpenOffice.orgと違って豊富なクリップアートを使うことができる

「ファイル」−「新規作成」−「テンプレートとドキュメント」を選んでみましょう。

画面04

たくさんのテンプレートが含まれている

……ということで、どうやら、Windowsユーザーにとって、OpenOffice.orgの存在価値は無くなってしまったと言えそうです。

−−−−−−−−

※一部に間違いがあったため訂正しました（2007/08/14　15：30） </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2007-08-14/33</link>
			</item>
	<item>
		<title>Microsoft Office2007のリボンコマンドを知る（互換ソフトユーザーのために）</title>
		<description>Microsoft Office2007が行き渡ってくるにつれて、UIの変化が話題になることが多いようです。最初からMicrosoft Office2007で機能を覚えれば問題ないのですが、これまでOffice2003以前のものを使っていてバージョンアップしたケースや、会社で追加導入された一部がOffice2007である場合は、とまどうことが多いようです。また、OpenOffice.orgをはじめとして、旧バージョンのMicrosoft Officeと互換性を持たせた環境から、新しいMicrosoft Office2007を見ると、UIのあまりの変化に混乱してしまうようです。

このブログでは、OpenOffice.org や GoogleDocs＆Spreadsheets を中心に取り上げています。読者である互換ソフトユーザーのために、Microsoft Office2007のUIを知る方法をまとめておきましょう（とりあえず私が思いつくページです。このほかにも良いガイドページがあれば、教えていただければ幸いです）。

次のページでは、Microsoft Office2007のコマンドの概要を知ることができます

http://office.microsoft.com/ja-jp/excel/HA100860481041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/word/HA100625841041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HA100666231041.aspx

このページの一番下に「○○ のリボンの対応表」というリンクがあります。ここをクリックすると、コマンドの対応一覧をダウンロードできます。この一覧は、旧バージョンのExcelファイルで、ほぼすべてのコマンドの対応関係が網羅されています。

画面01　ダウンロードできるコマンド対応表（Excel2003ファイル）

ほぼすべての機能が網羅されているExcelファイルをダウンロードできる。ツールバーとメニューコマンドについて、Excel2003→Excel2007の対応関係を知ることができる。たとえば、上記の画面では、「音声」や「読み上げツールバー」の機能は、Excel2007では製品から削除されていることが分かる。

次のページにある「ガイドを開始する」ボタンをクリックすると、コマンドの対応関係をビジュアルに確認できます。対応しているのは、主要なコマンドだけですが、とりあえずおおざっぱに知りたいときに便利です。

http://office.microsoft.com/ja-jp/excel/HA101491511041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/word/HA100744321041.aspx
http://office.microsoft.com/ja-jp/powerpoint/HA101490761041.aspx

初心者向けには、このページの右側のコラム「参照」にある「○○2007を活用する」「デモ：○○2007を活用する」も便利です。
また、このページの「メモ」にある「リファレンス: ○○2003 のコマンドに対応する ○○2007 のコマンド」をクリックすると、冒頭に挙げたページにジャンプできます。

画面02　インタラクティブガイド

Excel2003の画面からコマンドを選択すると、画面がExcel2007に切り替わり、対応コマンドの位置がマーキングされる。 </description>
		<link>http://office-watching.com/blog/2007-08-07/32</link>
			</item>
</channel>
</rss>
