2012/3/12 月曜日

『LibreOffice3.5 バージョンアップガイド』

Filed under: ワープロ, 表計算, プレゼンテーション, OpenOffice.org, LibreOffice — matsui mikihiko @ 10:22:55

頻繁にパージョンアップが繰り返されているLibreOfficeですが、先月Ver3.5がリリースされました。

この新機能や強化部分を分かりやすく解説したガイドブック(といっても全9ページ)が刊行されました。著者は、『逆引きマニュアル−Writer編』の松宮哲さん。Webでの閲覧は無料、PDFダウンロードは100円です。

下記、OpenOffice.org日本ユーザー会の出版部門のサイトからどうぞ。
http://pub.oooug.jp/?p=1152

【内容】

Impress・Draw
カスタム図形のインポート スマートアートのインポート
Microsoft Visioファイルのインポートに対応 PDFエクスポートの設定改善 デフォルト設定がプレゼンテーションウィザードを起動しない設定に

Calc
複数行表示に対応した数式バー オートフィルタのポップアップウィンドウの改良
複数セル範囲への貼り付け
グラフのマーカーの数が追加される 10,000シートサポートと初期値の設定 シートの保護 条件付き書式の条件が無制限に 名前をダイアログから管理できるように

Writer
ヘッダーとフッターの改善 オートフィルタのポップアップウィンドウの改良
余白との境界線の変更 文字カウントダイアログのリアルタイム表示 印刷ダイアログの改善 互換性

全般
色の編集で新しい「色選択」ダイアログが用意される Java 7 に対応 図形のハンドルが半透明に
状況によって表示されるツールバーが下に表示される スタイルの名称の並びがより自然に
Windowsのインストーラーの変更 パスワード付きドキュメントの保存について

2012/2/8 水曜日

PDF書籍版 『逆引きマニュアル−Writer編』 (松宮 哲 著)

Filed under: ワープロ, OpenOffice.org, LibreOffice — matsui mikihiko @ 10:03:43

OpenOffice.org日本ユーザー会 出版ワーキンググループから 『逆引きマニュアル』の第1弾Writer編が刊行されました。

writer.png

PDF書籍版 『逆引きマニュアル−Writer編』 (松宮 哲 著) 全484ページ

Webサイトでの閲覧は無料、PDFでのダウンロードは1部1000円(章単位での部分ダウンロードは300円)です。

以下に、内容を紹介しましょう。 OpenOffice.orgとLibreOfficeの両方に対応したつくりとなっています。

(詳細は http://pub.oooug.jp/ )

第1章_基本操作(ダウンロード

1_01_画面のレイアウトを変えるには
1_02_編集画面の文字を拡大するには
1_03_消えたツールバーを表示させるには(表示と非表示)
1_04_いつも使うツールをツールバーに登録するには(カスタマイズ)
1_05_印刷された状態を画面で確認したい(印刷プレビュー)
1_06_素早くに印刷するには
1_07_印刷するプリンタを変更するには
1_08_袋とじ印刷や両面印刷で小冊子を作るには
1_09_特定の部分だけ印刷するには
1_10_新しく文書を作成するには
1_11_ファイルをOpenOffice.orgの形式(ODF形式)で保存したい
1_12_ファイルをMicrosoft Office形式で保存したい
1_13_既存のファイルを開きたい
1_14_ドキュメントをPDFファイルにしたい(エクスポート)
1_15_ドキュメントをメールで送りたい
1_16_パスワード付きで保存したい
1_17_テンプレートを作りたい
1_18_標準のテンプレートを変更したい
1_19_テンプレートを増やしたい
1_20_簡単に文書内の文字を検索したい(検索ツールバー)
1_21_詳細な検索や検索と置換ダイアログ

第2章_編集(ダウンロード

2_01_離れた箇所に文字入力をしたい(ダイレクトカーソル)
2_02_改行記号を表示するには
2_03_文字列と段落の選択
2_04_文章を移動したい(切り取りと貼り付け)
2_05_同じ内容をコピーしたい(コピーと貼り付け)
2_06_貼り付ける時に書式を引き継がないようにする(形式を選択して貼り付け)
2_07_今行なった操作を元に戻したい(元に戻すとやり直し)
2_08_ページの途中で次のページへ移るには(改ページ)
2_09_段組の途中で次の段へ移りたい(段区切り)
2_10_素早くドキュメント内を移動したい
2_11_段落を移動させたい
2_12_箇条書きのリストを書きたい
2_13_箇条書きの記号を変更するには
2_14_番号付けのリストを書きたい
2_15_番号付けを数字からひらがなに変更するには
2_16_番号付けの番号を振り直すには
2_17_ヘッダーにファイル名を入れたい
2_18_フッターに現在の日付を入れたい
2_19_ページ番号を挿入したい
2_20_ヘッダーやフッターに章のタイトル名と番号を挿入したい
2_21_偶数ページと奇数ページでヘッダーやフッターを使い分けたい

第3章_スタイルと書式(ダウンロード

3_01_フォントとフォントサイズを変更したい
3_02_文字を装飾したい
3_03_縦倍角と横倍角にしたい
3_04_組文字や割注を利用したい
3_05_文字の均等割付をしたい
3_06_文字に設定した書式を繰り返し使いたい
3_07_文字にふりがなをつけるには(ルビ)
3_08_段落の左端の位置を変更したい(左インデント)
3_09_テキストの折り返し位置を変更したい
3_10_タブの位置を調整したい
3_11_同じ段落スタイルのインデントを変えたい
3_12_行間・段落間を調整したい
3_13_句読点がはみ出ないように,また右端が揃うようにしたい
3_14_段落の最初の文字を大きくするには(ドロップキャップ)
3_15_変更したスタイルを更新するには
3_16_用紙サイズ(ページスタイル)を変更したい
3_17_縦書きの文書を作成したい
3_18_はがきの印刷をしたい
3_19_原稿用紙で文書を書きたい
3_20_ページを2段に分けたい
3_21_ページの中で一部だけ2段組にしたい
3_22_ページスタイルを途中で変更したい
3_23_他のファイルで使用したスタイルを適用する(スタイルのインポート)
3_24_「スタイルと書式設定」ウィンドウをドッキングするには

第4章_表と罫線(ダウンロード

4_01_文書内に表を挿入するには
4_02_表を削除・コピー・移動するには
4_03_行・列を追加または削除するには
4_04_外枠線(罫線)を削除するには
4_05_外枠線の色や線種を変更するには
4_06_複数のセルを一つにするには(セルの結合)
4_07_行や列の幅を変更するには
4_08_表の幅を変更するには
4_09_セル内の文字の配置を変えるには
4_10_二つの表を横に並べるには
4_11_表内に日付を入れると自動的に書式が変更されるのをやめるには
4_12_見出し行を次のページにも表示させるには
4_13_表を結合または分割したい
4_14_オートフォーマット機能を使うには
4_15_文字列から表に変換するには
4_16_表に番号をつけてキャプションを入れたい
4_17_本文中に表への参照を挿入したい
4_18_表内の数値で計算するには
4_19_行を並べ替えるには
4_20_ページの外枠線(罫線)を引くには
4_21_段落に外枠線(罫線)を設定するには

5章 図と写真

5_01_ギャラリーからイラストを挿入するには
5_02_写真を取り込むには
5_03_よく使う画像を登録するには
5_04_図表番号を入れたい
5_05_画像・オブジェクトの配置を変えたい
5_06_画像の周りのテキストの配置を変更するには
5_07_ドキュメントの背景に画像を入れたい
5_08_矢印や吹き出しを挿入するには
5_09_オブジェクトの色を変える
5_10_グラフィカルな文字を使うには(フォントワーク)
5_11_枠を使って柔軟なレイアウトのページを作る

6章 連携

6_01_Calcの表を挿入するには
6_02_文書内にグラフを挿入するには
6_03_数式を挿入するには(Mathと連携する)
6_04_写真を加工したい(Drawと連携する)
6_05_宛名印刷をするには
6_06_名刺を作成するには

7章 拡張機能

7_01_Writerでの日本語環境を改善するには(日本語環境改善拡張機能)
7_02_ギャラリーを充実させるには

8章 ドキュメントの管理

8_01_文書の変更箇所を記録したい(変更の記録)
8_02_文書の変更箇所をチェックしたい(変更の承認と却下)
8_03_変更箇所の記録を保護したい(記録の保護)
8_04_現在の文書と以前の文書を比較したい
8_05_変更された複数のドキュメントを結合したい
8_06_ドキュメントのバージョン管理をしたい
8_07_複数のドキュメントを統合するには(マスタードキュメント)
8_08_大きくなったドキュメントを分割するには
8_09_編集時にコメントを挿入するには
8_10_コメントを編集するには
8_11_コメントを印刷する
8_12_目次を作成するには
8_13_ドキュメントの他の部分にリンクを貼りたい(相互参照)
8_14_文字数や行数をカウントしたい
8_15_総ページ数が合わないときに調整する

9章 その他

9_01_定型文を登録して入力を簡単にするには
9_02_一部の段落を書き込み禁止にしたい
9_03_特殊文字を挿入するには
9_04_ひらがなをカタカナに変換するには
9_05_フォントの置換機能を使ってOS間の互換性を高めたい
9_06_アルファベットの最初の文字が自動的に大文字になるのをやめるには
9_07_URL入力時にハイパーリンクにならないようにしたい
9_08_機能を調べてみるには(ヘルプ)

2011/11/25 金曜日

「OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド」完成

Filed under: その他, OpenOffice.org, LibreOffice — matsui mikihiko @ 10:39:08

OpenOffice.org日本ユーザー会出版事業部から 「OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド」が正式出版となりました。

Image2.png

あわしろいくや/鎌滝雅久著

PDF版100ページ 300円(閲覧は無料)です。
「OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド」
http://pub.oooug.jp/guide/migration/0_0_0/index.html
※上記のURLから、セクション単位で、全ページを無料で閲覧することができます。

さっそく「窓の杜」で取り上げられています。

http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20111124_492929.html

2011/9/6 火曜日

『OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド』

Filed under: その他, OpenOffice.org, LibreOffice — matsui mikihiko @ 17:19:23

出版部門のニュースリリースにも書いたように、次の2つの出版物を準備中です。

「逆引きマニュアル−Writer編」 著者:松宮哲
「逆引きマニュアル−Calc編」 著者:松井幹彦

まだ完成していないのですが、そこはWeb出版の柔軟性を活かして、出来上がった部分から順次公開しています。

また、緊急出版として、次の書籍の刊行を準備しています。こちらはもうすぐ完成する予定なので、完成版としての出版第1号は、こちらになる見通しです。

「OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド」
著者:鎌滝雅久、あわしろいくや

この内容をご紹介しておきましょう。

==目次タイトル(案)==

■第1部 LibreOfficeリリースの経緯とそのプロジェクト

1. OOoの誕生と発展
2. LibOの派生
3. OOoとLibOの違いをプロジェクトなどの面から解説

■第2部 LibreOffice 3. 3との違い

【全般】

1. どのバージョンのLibreOfficeを利用すれば良いですか
2. LibreOfficeのサポート情報はどこで得られるますか
3. LibreOfficeの不具合・要望の報告先は?
4. ヘルプを見ようとするとインターネット上のWikiページが表示されます
5. OpenOffice. orgの拡張機能はLibreOfficeでも利用できますか
6. Oracle社の拡張機能は標準でインストール済みに
7. OpenOffice. orgのテンプレートはLibreOfficeでも利用できますか
8. Microsoft Office 2007/2010のファイル形式OOXMLの扱いについて
9. 「マクロの記録」機能がデフォルトの設定では利用できません
10. ステータスバーにドキュメントの変更アイコンが追加

【Writer】

1. 表紙ページの作成と管理を行えるツールが追加されました
2. Writerの表内の数値の扱いについて
3. ナビゲータのアウトラインの表示について

【Calc】

1. Delete、BackSpaceなどのショートカットキーの割り付けがExcelと同じに
2. 「選択リスト」機能のショートカットキーの割り付けがCtrl+Shift+Dに変更
3. 罫線に点線・破線が加わりました
4. 罫線の表示/非表示を切り替えるボタンがツールバーに追加
5. セル内の文字列の水平方向・垂直方向の均等割付ができるようになりました
6. シートを挿入できる「+」タブがシートタブの隣りに追加
7. 異なる 3 種類の数式の構文をサポート

【Impress/Draw】

1. SVG画像の扱いについて
2. PowerPoint 2007/2010のグラフについて

■第3部 LibreOffice 3. 4の新機能

【全般】

1. Ubuntuのユーザーインターフェイス「Unity」をサポート
2. フォントプレビューの国際化
3. 「http://」で始まる文字列などを「オートコレクト」機能の対象外に
4. 検索ツールバーがデフォルトで非表示に
5. Writer、Calc、Impressにおいて線のスタイルと幅を別々で設定可能に
6. グラフの色に追加が可能に
7. パスワード付きのドキュメントのパスワードの変更が可能に

【Writer】

1. 段組みの境界線と脚注の境界線について、色とスタイルが選べるようになりました
2. 番号付けでギリシャ文字が利用可能に
3. フォントレンダリングを安定化及び高速化

【Calc】

1. 「シートの移動またはコピー」ダイアログを改善
2. シートごとにオートフィルタの設定が可能に
3. 図形描画オブジェクトの位置とサイズの再現性を向上
4. 外部参照に関する不具合の改善とパフォーマンスの向上
5. シート内でのみ有効な名前付き範囲の定義が可能に
6. 1つのシートで複数の小計範囲を定義可能に
7. ExcelのOLEリンクをインポート可能に
8. 「データパイロット」の名称を「ピボットテーブル」に変更
9. 新しい「ピボットテーブル」ではフィールドの数が無制限に
10. 新しい「ピボットテーブル」では名前付き範囲も対象に

【Impress/Draw】

1. HTMLへのエクスポートはサムネール付き目次ページの作成が可能に

2011/9/4 日曜日

OpenOffice.org日本ユーザー会 出版部門

Filed under: その他, OpenOffice.org, LibreOffice — matsui mikihiko @ 9:38:32

2週間ほど間ですが、私がかかわっているOpenOffice.org日本ユーザー会の出版サイトがベータ公開となりました。その内容を少しずつ書いていきたいと思います。まず、サイトのアドレスです。

http://pub.oooug.jp/

そして、ベータ公開時のニュースリリースです。どのような目的で、どんなものを提供していくのかということが分かるでしょう。

『News Release』=============
報道関係者各位

2011年8月19日

特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会

OpenOffice.org日本ユーザー会、「Web出版サイト」ベータ公開のお知らせ

「特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会」(所在地:東京都千代田区、理事長:鎌滝雅久)は、8月19日からOpenOffice.orgとLibreOfficeに関する情報をWeb出版の形で提供いたします。

(サマリー)
「特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会」(以下文章中は「OpenOffice.org日本ユーザー会」)は、8月19日からWeb出版のサイトをベータ公開し、「逆引きマニュアル−Calc編」および「逆引きマニュアル−Writer編」の2つの出版物の提供を開始します。Webサイトでの閲覧は無料、セクションや章単位でのダウンロードは100円〜300円の課金を予定しています。また、緊急出版として「OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド」を近日中に刊行(同300円)する予定です。

■web出版事業の概要

● 出版ワーキンググループの目指すもの

この数年で、オフィス文書(ワープロ、表計算、プレゼンなど)を扱う環境は大きく変化しています。OpenOffice.orgやGoogle ドキュメントが登場したことで、Microsoft一社が独占していたオフィスソフトの状況は一転したといって良いでしょう。ユーザーは、複数の手段から選択し、また、使い分けることができるようになりました。
しかし、ソフトの解説書やテンプレート集などの周辺環境は、まだ大きな差があります。書店の棚は、依然としてMicrosoft Office一色です。これを少しでも改善することがOpenOffice.org日本ユーザー会出版ワーキンググループの使命だと考えています。
幸いなことに、電子出版の流れが大きくなってきています。これまでは、版元を通さなくては、まともな書籍は出版できませんでした。しかし、低価格で質の高い書籍を、(志さえあれば)誰でも出版できるという世界に変わりつつあります。OpenOffice.org日本ユーザー会の出版ワーキンググループは、その先駆けとしての役割を果たしていきたいと思います。

(1) どんな本を作っていったら良いか

いま求められているのは、OpenOffice.orgやその派生ソフトであるLibreOfficeの解説書です。OpenOffice.orgの解説書についてはすでに何冊か出版されていますが、簡単に導入手順を紹介するという入門書がほとんどです。一方ExcelをはじめとするMicrosoft Officeの解説書を見ると、様々な人に向けて、様々な角度から解説書が出版されています。マーケットが大きいので、分野を絞った出版物でも成り立つということでしょう。逆に言うと、OpenOffice.orgの場合には、最大のニーズに合わせても採算の見通しはきびしいことが予想されるので、総花的に機能を紹介するという以外の選択肢は選ぶことができないということだと思います。

そういった状況を打ち破るために、次のような書籍を提供していきたいと考えています。

1. オフィスソフトの入門者向きの解説書
2. すでにMicrosoft Officeを使っている人向けの解説書
3. 小学生、中学生向けの解説書
4. シニア向けの解説書
5. 商店主向けの解説書
6. 農業従事者向けの解説書
7. 小規模事業者(SOHO)向けの実用的な解説書
8. 基本機能は知っている人向けの専用機能別の解説書
9. 目的から機能の使い方を知る「逆引きマニュアル」
10. 全機能の使い方を網羅した完全マニュアル
11. マクロなどを活用して高度に利用するための上級者向け解説書
12. 開発に参加したい人のための解説書
13. 効率をアップさせるTips集
14. OpenOffice.orgのテンプレート集
1. 手紙やFAX、定型文作成のためのテンプレート
2. 長文作成、論文作成、書籍作成のためのテンプレート
3. 集計、分析、データマイニングなどのテンプレート
4. グラフ作成、図解、展示、発表のためのテンプレート
5. 給与計算、会計処理、販売管理など実務テンプレート

何人かの専門家の意見やユーザー会スタッフからの情報などを参考に、すでに現在発売されている書籍とのバランスなども考慮して検討した結果、出版ワーキンググループが最初に提供する書籍を、上記の「9.目的から機能の使い方を知る『逆引きマニュアル』」に決定しました。

「逆引きマニュアル−Writer編」 著者:松宮哲
「逆引きマニュアル−Calc編」 著者:松井幹彦

また、緊急出版として、次の書籍の刊行を準備しています。

「OpenOffice.orgユーザーのためのLibreOffice移行ガイド」
著者:鎌滝雅久、あわしろいくや

(2)Web出版(電子出版)について

良質なドキュメントを確保するためには、執筆者への分配率を高めることが必要だと考えています。そのためにも、「版元を使わない出版」として、インターネットを基盤にした新しいかたちの出版を目指します。
具体的には、PDF形式によるダウンロード提供とWebサイトでの無料閲覧を組み合わせておこないます。8月19日から、下記サイトにて、コンテンツの一部をベータ公開いたします。

http://pub.oooug.jp

(3)低価格(ゼロ円を含む)

WebサイトでのHTMLの閲覧は無料、セクション単位でのPDFダウンロードは100円、章単位でのPDFダウンロードは300円を予定しています。また、1冊単位でのPDFダウンロードは1000円となる予定です。

セクション単位や章単位でのダウンロードは、「グループ学習などの教材」や「とりあえずドキュメントを手元に残しておきたい」というような需要に応えるという面と、「投げ銭」として良質なドキュメントの提供に参加していただくという二面性をもたせることを狙っています。

オンライン決済システムとして「PayPal」を利用します。ダウンロードにあたって、会員登録などの手続きは必要ありません。PayPal口座を持っていれば、その場でダウンロードすることができます。また、PayPal口座を持っていない場合には、クレジットカードを使って支払うことが可能です。

※ なお、今後、既存の出版社と提携するという形で印刷物としての出版もおこなう可能性があります。また、数量がまとまれば、印刷と製本を外注するというパターンも検討しています。

(4) ライターや編集者の確保に向けて

版元を通さない直接販売を中心に出版活動をおこない、販売価格(ダウンロード課金)の70%を執筆者と編集者に還元します。

1冊1000円でダウンロードした場合の内訳

400円    執筆者
300円    編集者(ページレイアウト、HTML化などの作業、サイト管理など)
100円    ユーザー会の運営
100円    オープンソース活動支援
100円    決済コストなど

(5)作成する書籍のポリシー

最後に、出版ワーキンググループで作成する書籍のポリシー4項目を挙げておきます。最初からすべての目標を達成することはできないかもしれませんが、少しずつ目標に近づけていく所存です。

1. 素人が作った同人誌のようなものではなくて、‘きちんと編集されたしっかりした書籍’であること。
2. ページレイアウトの美しさよりも、読みやすさ、分かりやすさを重視する。コンテンツ優先。
3. 読者の利便を最優先とする。そのための冗長を許す。たとえば、テキストと画像の両建てで説明する。どちらかに限定せず、必要なら、画像で説明した内容を本文でも説明するという重複を許す。
( …… 一般の書籍と少し違い、Web出版なら可能)
4. 具体的な事例を取り上げる。題材は、きちんと作り込み、‘ためにする’説明は避ける。できれば、サンプルデータのダウンロードも可能とする。

出版ワーキンググループの活動に、ご注目、ご支援のほど、よろしくお願いします。

■この件についてのお問い合わせ

特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会
出版ワーキンググループ 担当:松井幹彦
info-pub@oooug.jp

■「特定非営利活動法人 OpenOffice.org日本ユーザー会」について

【経歴】
2002年5月4日、有志により任意団体として設立、OpenOffice.org日本語版のリリースに協力。展示会やカンファレンスで研究発表や普及活動を行う。
2008年8月、法人化をめざしてユーザー会コミッティを組織。
2010年6月27日、設立総会。同年11月12日、認証完了。同年11月17日、法人登記。

【目的】
OpenOffice.org(オープンオフィスドットオルグ)やLibreOffice(リブレオフィス)などをはじめとするオープンソースオフィスソフトを対象に、ユーザー教育・サポート、国内外からの技術に関する情報の収集・提供、開発・利用者のコミュニティの支援等の事業を行い、その成果を社会に還元することによって、日本におけるデジタルデバイドの改善を促し公益の増進に寄与すること

※ 今回のお知らせ以外の活動については

Webサイト http://oooug.jp/
E-mail info@oooug.jp

※ このリリースのPDF版は以下のURLからダウンロードできます

http://oooug.jp/NewsRelease/20110819.pdf

以上

=============ここまで『News Release』

2011/7/13 水曜日

『iWork for iPad/iPhoneパーフェクトブック』

Filed under: ワープロ, 表計算, プレゼンテーション, iPad, iWork — matsui mikihiko @ 12:10:27

iwork_p.pngソフトバンククリエイティブ株式会社から『iWork for iPad/iPhoneパーフェクトブック』という本を出しました。(21日に発売です)

その名の通りiPad/iPhone用の「iWork」の解説書です。

iWorkは、Mac用のオフィススイートですが、iPad/iPhoneで快適に操作できるように大幅にリファインされています。 しかもPages(ワープロソフト)、Numbers(表計算ソフト)、Keynote(プレゼンテーションソフト)が単体で購入できます。

実際にiPadで使ってみると分かりますが、すばらしい使い心地です。もともとiWorkはiPadのために用意されていたソフトなのではないかと思うほどです。いや、逆に、「iPadが、iWorkのためのデバイスだ」と言って良いかもしれません。それほど、ぴったりとはまっています(iPhoneでは、かなり窮屈ですが・・・) 。

本書は、iWork for iPad/iPhone のほぼすべての機能を、詳細に解説しました。新しいビジネスシーンに、ぜひお役立てください。

2011/2/22 火曜日

『すぐわかるOpenOffice.org3』

Filed under: ワープロ, 表計算, プレゼンテーション, OpenOffice.org, LibreOffice — matsui mikihiko @ 8:57:39

株式会社アスキー・メディアワークスからOpenOffice.orgの手引き書を出版しました。

無料で使えるオフィスソフトOpenOffice.orgの使い方を初心者向けに解説したもので、ワープロソフト「Writer」、表計算ソフト「Calc」、プレゼンテーションソフト「Impress」の使い方を中心に、データベースや図形描画、数式作成についても取り上げました。
「なぜ無料なのか」や「ユーザーサポート情報はどう入手するのか」などについても言及しています。

1102_OO.jpg
ぐわかる OpenOffice.org 3“>

本書の特徴は、付録のCD-ROMに練習用ファイルを収録してあることです。手順を追って試すことで、理解を深めることができるでしょう。また、実用的なテンプレート集としても利用できるように完成後のファイルもサンプルとして収録してあります。

さらに、OpenOffice.orgの派生ソフトであるLibreOfficeについての情報も、いち早く収録しました。Microsoft Officeとの互換性がいっそう向上していますので、移行を検討しているユーザーにとっての貴重な情報源となるものと思います。おそらく、初のLibreOffice対応書籍になると思います。

なお、CD-ROMには、OpenOffice.orgの本体も収録したのですが、残念ながらバージョン3.3.0が間に合わず、3.2.1および3.3RC9が収録されています。3.3.0のリリースが「前代未聞」といわれるほど遅れたためです(ダウンロードとインストールの手順は、本書の中で解説されていますので、最新版を入手・インストールしてください)。

ぎりぎりまで待ったのですが3.3.0が間に合いませんでしたが、そのおかげでLibreOfficeの情報を盛り込むことができました。さて、吉と出るか、凶と出るか。。。

2011/1/26 水曜日

LibreOfficeは、OpenOffice.orgよりも対「Microsoft Office」互換性が向上

Filed under: 表計算, OpenOffice.org, Microsoft Office, Excel, LibreOffice — matsui mikihiko @ 11:22:29

OpenOffice.orgの新しい派生ソフトであるLibreOffice3.3.0がリリースされました。LibreOfficeは、OpenOffice.orgの主要メンバーが2010年9月28日に設立したThe Document Foundation(略称TDF)という新しい組織が開発した新ソフトです。
TDFは、設立時に、Oracleに対してOpenOffice.orgの商標を引き継がせてくれるように求めたのですが、Oracleは引き続きOpenOffice.orgの開発を継続することを発表しました(まもなく==本日中にも==、OpenOffice.org3.3.0がリリースされるものと思われます)。そういった経緯もあって、LibreOfficeの最初のバージョンは3.3.0から始まっています。

さて、そのLibreOfficeですが、機能のほとんどはOpenOffice.orgと同じです。アイコンなどの見た目が違うだけといって良いでしょう。「これまでのOpenOffice.orgよりも開発を加速する」というのがポリシーのようなので、今後は新しい機能が搭載されてくると思われます。筆者は、大いに期待しています。

ほとんど同じとはいえ、今回のバージョンでも何カ所か歓迎すべき機能の改善が加えられています。OpenOffice.orgよりも対Microsoft Office互換性が向上していることです。表計算ソフトのCalcに絞って、4点ほど紹介します。

(1) 範囲選択時に、開始位置のセルが「アクティブセルになる

OpenOffice.orgでは、最終位置のセルがアクティブになるので、Excelと同じ操作性を得るには、範囲選択後Enterキーを1回押してアクティブセルの位置を移動する必要がありました。

ph001.png
【キャプション】
シート上をドラッグして範囲を選択したときのアクティブセルの位置がExcelと同じになっている。

(2) Deleteキーを押すと内容がクリアされる

Excelでは、Deleteキーを押すと書式を除いたデータがクリアされますが、OpenOffice.orgでは、Deleteキーを押すと「内容の削除」ダイアログが表示されました。Excelと同じ操作性を得るには、BackSpaceキーを押す必要があったのですが、LibreOfficeではBackSpaceキーとDeleteキーのキーアサインが交換されています。これで、Excelからの移行ユーザーも戸惑わなくなることでしょう。

ph002.png
【キャプション】
OpenOffice.orgではDeleteキーを押すとこのダイアログが表示された。LibreOfficeではBackSpaceキーを押したときにこのダイアログが表示されるように変更されている。その結果、Deleteキーの操作はExcelと同じになった。

(3) 新しいシートを追加するタブ

Excel2007−2010には、シートタブの一番右側に「+」マークのタブがあり、ここをクリックすると新しいシートが追加されます。OpenOffice.orgでもシートタブの右側余白をダブルクリックして「シートの挿入」ダイアログを表示することができたのですが、手軽さの点で見劣りしていました。LibreOfficeでは「+」マークのタブが用意され、Excel2007−2010と同じ操作性になりました。

ph003.png

【キャプション】
Excel2007−2010互換の「シートの追加」ボタンが用意されている。

(4) 「セルの結合と中央揃え」ボタン

Excelの「セルを結合して中央揃え」ボタンに相当するOpenOffice.orgの機能は「セルの結合」ボタンで、同じ処理をするにはさらに「中央揃え」ボタンを押す必要がありました。LibreOfficeでは、このボタンが「セルの結合と中央寄せ」に変更されているので、Excelと同じ処理が可能です。

ph004.png

【キャプション】
OpenOffice.orgの「セルの結合」ボタンは、LibreOfficeでは「セルの結合と中央寄せ」ボタンに変更されている。Excelと同じ手順で処理ができるようになっている。

2010/12/2 木曜日

iPadから旧型のプリンタで印刷(Windows7にAirPrintを組み込む)

Filed under: iPad — matsui mikihiko @ 11:23:43

iOS4.2でiPadからの直接印刷ができるようになりましたが、対応プリンタはHPの数機種のみです。どれも最新のプリンタで、筆者が使っているような古い機種(Officejet J6480)は対応しません。何か良い方法はないのかと思っていたら、Windows7にAirPrintを組み込む方法がありました。この方法で、iPadからWindowsパソコンを経由してドキュメントを印刷できるようになりました。Windowsパソコンを起動しておく必要がありますが、いちいちiPadからデータを転送するというような作業がいらないので、なかなか便利です。

http://forums.macrumors.com/showthread.php?t=1047779

−−−−引用

Enabled AirPrint in iOS 4.2/iTunes 10.1/Shared Printers/Windows 7
I have AirPrint work with shared printers in Windows 7 (64bits). Here is the step by step instructions.

1) Install iTunes 10.1
2) Download AirPrint.zip (airprint.exe, libairprint.dll, XpdfPrint.dll)
3) Unzip it.
4) Make a folder, “C:\Program Files (x86)\AirPrint\”
5) Copy the files to “C:\Program Files (x86)\AirPrint\”
6) Run “cmd.exe” as administrator
7) Run the following commands (There should be a space between ‘=’ and ‘”‘)

Windows 64bits:
sc.exe create AirPrint binPath= “C:\Program Files (x86)\AirPrint\airprint.exe -s” depend= “Bonjour Service” start= auto
sc.exe start AirPrint

Windows 32bits:
sc.exe create AirPrint binPath= “C:\Program Files\AirPrint\airprint.exe -s” depend= “Bonjour Service” start= auto
sc.exe start AirPrint

8) Let Windows Firewall allow AirPrint to communicate on the networks (Double click on the airprint.exe)

−−−−

※ 上記の(6)の部分を補足すると、Windowsの「スタート」ボタンから「すべてのプログラム」を選び、「アクセサリ」−「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選びます。

(画面)
iPadからWindows7に接続した旧型のプリンタで印刷する

ph07.png

2010/12/1 水曜日

Pages for iPad の用紙サイズを追加する

Filed under: 未分類, ワープロ, iPad, Pages, iWork — matsui mikihiko @ 11:45:59

Pages for iPad 用紙サイズを追加する

iPad用のPagesには「A4」と「USレター」の2つの用紙サイズしか用意されていません。しかも縦置き(Portrait)だけで横置き(Landscape)に切り替えることもできません。(画像01)

ph01.png

日本語の「縦書き」ができないのは我慢するにしても、用紙サイズが選べないのは実用上問題があります。当初は「ペーパレスを目指し、印刷は考えていなかった」のかもしれませんが、iOS4.2でiPadからの直接印刷に対応したのですから、何とかしたいところです。

そこで、私は、使いそうなサイズの白紙ファイルをiTunes経由で転送しておき、これを呼び出して利用しています。用意するのは、WindowsならWord、MacならiWorkなどで作成した白紙のドキュメントです。OpenOffice.orgなどの互換ファイルで作成してWord形式で保存したものでもOKだと思います(試していませんが)。

(1) WordまたはMac版のiWorkでの作業

A4横置き、A5、B4、B5、封筒、ハガキなどのサイズで白紙のファイルを用意します。
iPadを接続し、iTunesでAppタブにある「ファイル共有」でPagesに保存します。
(画像02)
ph02.png


(2) iPadでの作業

Pagesの「マイドキュメント」画面で、インポートのアイコンをクリックして「iTunesからコピー」を選びます。これで、各種サイズのドキュメントを作成できます。
(画像03)
ph03.png

下の画面は、封筒の表書きを作成した様子です。
(画像04)
ph04b.png


残念ながら、あとからサイズを変更する場合はA4またはUSレターに限られ、それ以外のサイズに変更することはできません。

(画像05)
ph05.png


さらに、B5見開きの履歴書の作成例
(画像06)
ph06.png

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